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高まる分譲マンションでの「交通利便性追求」の傾向。もちろん賃貸も?
2015年05月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
三井住友トラスト・グループの不動産専門シンクタンク、
三井住友トラスト基礎研究所さんが、
「分譲マンションの購入判断において、
交通利便性のプライオリティが高まっている」
旨をまとめた報告書を公表しています。
これによると、
目下、分譲マンション購入者は、
物件の交通利便性を厳しく評価するようになっており、
そのため、
同利便性が劣る物件の価格は、
以前よりも、より下がる傾向にあるとのこと。
「分譲マンションの価格への交通利便性の影響度は、
過去15年で約2倍になっている」
とのまとめとなっています。
さらに、
こうしたことの主因として、同報告に挙げられているのが、
マンションユーザーとしての
「共働き子育て世帯」と「DINKS世帯」の増加です。
これらの世帯の割合が大きな地域で、
分譲マンション価格への交通利便性の影響度が
特に大きくなっている・・・
とのことで、
私達の賃貸住宅市場においても、
現在、同様の傾向が生じている、
あるいは、
今後生じていく可能性が、色濃く想像されるところです。
以上に関連して、
ちょっと古いアンケート結果もご紹介いたしましょう。
不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)さんによる
「一般消費者対象『不動産広告に関するアンケート』調査結果」
と、いうものです。
2011年の9月に調査、翌年4月に公表されています。
こんな設問があります。
「『徒歩圏』とは、駅から住まいまで、何分くらいまでを
指すと思いますか?
(分単位・整数でご回答ください)」
これに対して、
「10分」と答えた方が38.4%で、
回答の種別(分数別)としては最多。
これに、
たとえば5分や7分、8分など、
10分未満の各数字を回答として挙げた人を合わせると、
その割合は全体の半分を超え、
約53%に。
この結果を見た、
ある不動産関連メディアの方が書かれた、
「20年くらい前までは徒歩15分は
そう遠い距離だとは思わなかった」
「こらえ性のない若者が激増している
ことをうかがわせる」
・・・等々、
やや悲憤慷慨(?)された感想を載せた記事も、
まだインターネット上に残っていますが(リンクは下段に)、
4年後のいま、ふたたび調査を行えば、
「こらえ性のない」とされる人の数と割合は、
さらに、
そのボリュームを増しているのかもしれません。
ともあれ・・・
駅から遠い、
交通利便性の劣るロケーションでの
賃貸経営参入については、
「不利な条件を踏まえて余りあるほどの魅力が
その物件にあるのか?」
「勝算は立つのか・・・?」
今後はますます慎重に判断することが重要であることに、
基本、間違いはないようです。
以下、各リンクです。
(株)三井住友トラスト基礎研究所
「交通利便性を追求する分譲マンション取得層
~共働き子育て世帯の動向が
分譲マンション市場に与える影響」 →こちら
不動産情報サイト事業者連絡協議会(RSC)
「一般消費者対象
『不動産広告に関するアンケート』調査結果」 →こちら
(RSCさん自身のサイトは →こちら)
NIKKEI 住宅サーチ
「住宅最前線 こだわリポート
『徒歩圏とは10分以内』
時代を映すアンケート結果に愕然」 →こちら
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鎌倉・常盤の八雲神社と、打越の子守神社。丘に佇む二つの鎮守 その2
2015年05月15日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
あまり観光客の姿を見ない、
鎌倉の隠れた古刹やお社(やしろ)を
これまでにもたびたび紹介しているこの「鎌倉大家日記」。
今回は、
前回ご紹介した常盤の八雲神社からほど近く、
(前回の記事は→こちら)
「子守神社」に向かってみます。
まずは、
八雲神社の鳥居を背に、右へ歩きます。
すると、すぐに、
「八雲神社前」の交差点。
ここはちょっと複雑なかたちをした十字路です。
これを左へ曲がります。
ちなみに曲がって進入したこの道路、
神奈川県道32号線です。
その32号線の右手、
最初に現れる小路に入ってください。
小路を抜け、細い通りに出ると、
右斜め前方、
さらに、狭い道への入口が見えるかと思います。
そこにふたたび進入。
やがて100メートルほど進んだ先に、
目指す子守神社の鳥居が見えてくるはずです。
鳥居をくぐり、
途中、右曲がりする石段を
登っていきましょう。
高みに佇む社殿は、本当に小さなもの。
この神社のある地域は、
「打越」と呼ばれていますが、
子守神社は、
神奈川県神社庁のウェブサイトによると、
当地に「古くより」鎮座する、
打越地区の鎮守であるということです。
祭神は、
「子守之大神(こもりのおおかみ)」です。
その名のとおり、
子どもの幸せを守る神様であり、
また、神社であるということなのですが、
こうした「子守神社」と呼ばれるお社の
由緒とされるひとつに、
「『こもり』というのは、
本来『みくまり』という言葉だった」
と、いうものがあるとのこと。
意味は、
「水配り」(みくまり)。
すなわち、「水の分配」。
なので本来、この神様は、
山の水源などを崇めて祀ったもの。
やがて転訛し、
「みくまり」→「みこもり」→「こもり・子守」
と、変わっていったものであるとされて
いるようです。
ちなみに、
この打越の子守神社の場合、
過去は「蔵王権現社」が主たる名称で、
「子守神社」がそれに成り代わったのは、
かなり最近のことである様子。
そこで、色々な方が調べられた内容を
ウェブサイトなどに探すと、
「先の終戦の翌年に改称した」
と、いうことになっています。
とはいえ、
いきなり降って湧いたように
そうなったわけではなく、
多分、「子守神社」は、
このお社の通称として、
過去より地元に存在していたものなのでしょう。
ほかには、「産土」、「山の神」とも
呼ばれていたようです。
なお、
「子守」~「みくまり」
加えて「蔵王権現」「山の神」と、
これらキーワードをならべていくと、
詳しい方は、東北の蔵王のことを
連想されると思います。
両者にはもしや、何かつながりでもあったのでしょうか。
前回ご紹介した常盤の八雲神社の
どこかスッキリと、男前な佇まいに比べ、
しっとりともの寂びた雰囲気がまた悪くない、
このたびの子守神社です。
子守神社の小さなお社
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
オーナーさんもDIYを!セルフリフォームで賃貸経営をもっと楽しく
2015年05月12日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
先月の19日、日曜日。
新宿NSビルで開催させていただきました、
オーナーズ・スタイル主催
「春の賃貸経営+相続対策フェスタ」。
たくさんのご来場、
本当にありがとうございます。
会場で皆さんからご回答いただいた
アンケートにつきましては、
後日、
この「編集部こぼれ話」にて、
集計結果など、ご紹介させていただく所存です。
さて、その「フェスタ」で、
五つのメインセミナーのうちのひとつを
ご担当していただいた、
「九州大家の会」会長の小場三代さんと、
同じく副会長の赤尾宣幸さん。
講演していただいたテーマは、
オーナーさんのDIYによる
「セルフリフォーム」でした。
ちなみに最近は、
ご存知、国交省の提唱もあって、
「入居者さんのDIY」が、賃貸住宅関連業界などでの
大きな話題となっていますが・・・
忘れてはいけません。
物件の魅力をアップさせるため、
物件のオーナーが行なうDIYこそが、
もちろんのことですが、
賃貸住宅における基本の「DIY」。
当日のセミナーでは、
小場さんが、
「IKEA」や各ホームセンターなどで購入できる
お手軽な商品を使って、
物件をセンスよくドレスアップする方法などを
主に紹介くださった一方、
赤尾さんは、
手軽な事例のほか、
「え!素人でもそこまで出来てしまうの?」
と、誰もが驚くような
大型セルフリフォームをいくつか大公開。
中でも会場に集まった皆さんが、
身を乗り出してスクリーンを覗き込まれていたのが、
・全面カビだらけのお風呂
・壁にシロアリの巣食っていた(!)玄関
・水漏れで床が「池」になるトイレ
・足も踏み入れたくない汚れた和室
・内見者の気が滅入りそうなくたびれたキッチン
という、
絵に描いたような老朽(築30年)マンションの
ひと部屋を
自力で、しかも格安で、
見事よみがえらせたという成功例でした。
ちなみに、
「水漏れで床が池になるトイレ」では、
便器・水回り一式を
赤尾さんは自力で、節水型のモデルに総取っ替え。
「くたびれたキッチン」は、
なんと、
自ら組み立てたシステムキッチンに換装。
そんなことできるの・・・!?
「出来ます。トイレの方は、ホームセンターに何度か通い、
複数の店員さんに尋ねてやり方を習得しました」
キッチンの方は?
「ひとりの力では叶わない搬入作業こそ、
友人の助けを借りましたが、
組立は自分で。
本来50万円くらいかかる工賃をタダに出来ました」
それが、赤尾さんの答えです。
実際にやる気さえあれば、
きっと、少なくない数のオーナーさんに、
同じことが「できる」のでしょう。
小場さん、赤尾さんは、
昨年、オーナーさんがDIYで行なう
賃貸物件のセルフリフォームをテーマにした
本を出されています。
なお、
お二人に加え、この本にはもうおひと方、
共著者がおられます。
福岡で最初に賃貸住宅のリノベーションを
実行したとされる方、
吉原住宅有限会社 代表取締役の吉原勝己さん。
前回この「編集部こぼれ話」で紹介させていただいた、
弊社副編集長の著作、
(早稲田大学大学院商学研究科・長沢伸也教授との共著
記事は→こちら)
「コミュニティ・デザインによる賃貸住宅のブランディング
―人気シェアハウスの経験価値創造―」
の取材でも、大変お世話になっている方です。
下段に、
両方の本の「amazon」ページへのリンクを
置いておきました。
ご覧になってみてください。
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編集部こぼれ話(火曜日の記事)│コメント(0)
賃貸住宅の新たなライバル「自作小屋」?微笑ましく見ている場合ではないかも!
2015年05月11日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
少し前のこんな新聞記事に、
驚いた皆さんも多かったかもしれません。
「生活費は月3万―5万円 自作の小屋で暮らす若者たち」
(リンクは下段に)
話題となっているのは、28歳の若者。
一昨年の11月、
千葉県の九十九里町作田というところへ、
世田谷区から引っ越したということなのですが、
なんと、
住み替え先は、自作の小屋!
「インターネットで見つけた140平方メートルの空き地を
45万円で購入」
「自転車でリヤカーを引き、移住」
「工事会社に頼んで井戸を掘り、電気も引いた」
とのことで、
出費はそこまででたったの90万円ほど。
もちろん家賃は要らないので、
その後の毎月の生活費は月3~5万円。
土地持ち・家持ち、さらには家庭菜園持ち!
小さいながらも一国一城の主の座をゲット・・・
という、
真に受けてよいのか、何やら不思議で、
それでもどこかワクワクさせられもするお話です。
それにしても、小さな小屋とは言え、
素人がそんなに簡単に、
人が住める家を建ててしまえるものなのでしょうか。
そこで、
インターネットの検索サイトをひらき、
「自作小屋」と打ち込んでみると、
そこには経験者が発信するわかりやすいノウハウが、
すでにさまざまに溢れています。
(現在はそれ以上に、今回の記事への反響が目立っていますが)
さらに、
そうした「冒険」を後押しするかたちとなっているのが、
資材や工具を手軽に手に入れられる
ホームセンターの存在です。
上記の九十九里町の若者も、
ホームセンターを頼りに、建材を調達した模様です。
ちなみに、
さきほどの検索ワードにもう3文字加えて、
「自作小屋キット」としてみると、
今度は数十万から百数十万円程度の
ログハウスの広告などが、いくつも画面に登場します。
それらを見ているうちに思わず、
「少年時代の夢がくすぐられる。私も自分の小屋を建てたい」
そんな想いをいだかれる方も、
特に男性の場合、少なくないかもしれません。
しかし、
以上のこのお話・・・
もしかすると、
私達賃貸住宅オーナーにとっては、
一部の若者の微笑ましい冒険話、
笑い話として、
簡単に済ませられるものではないのかもしれません。
なぜなら、
インターネット時代は、
多くの働く人を会社への「通勤」から解き放とうとも
しています。
上記の若者のような住まい方の選択肢へのハードルが、
いま、大きく下がってきていることは、
事実として間違いありません。
もちろん、
自作の小さな小屋に、住宅としての品質、
特に防災上のそれを望むのは、
なかなか難しいことでしょう。
さらに、
今回の九十九里町での記事の場合、
ちょっと気になるのは、お風呂やトイレ、排水のこと。
どんな様子なのか、触れられてはいません。
不快感や不自由のない程度に
ととのえられているのでしょうか?
(記事に添えられた写真には、バスタブらしいものが、
露天で置かれているのが見えますが、正体は・・・?)
とはいえ、
そうした生活設備や住環境が、
実際、百から二百万円程度で
そこそこにととのえられたとして、
たとえば、
交通不便な郊外遠方の地に建つ
家賃数万円のワンルームが、
同じく、郊外の「土地付き家賃なしの自作小屋」と
その魅力を比べられたとき、
「つねに家賃のかかる賃貸ワンルーム」のどこに
アドバンテージがあるのか?
私達は、もしかすると真剣に、
考えておくべきなのかもしれません。
上記にご紹介した記事(「朝日新聞 DIGITAL」)は →こちらです。
若者が移住を果たして以降のこと、
生活の進展についても、若干触れられています。
ぜひ、ご覧になってみてください。
(記事は途中で途切れていますが、
無料会員登録によって、全文を閲覧できます)
なお、ネット上の新聞記事は、
早期に公開終了となることがありますので、
どうぞご了承ください。
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賃貸経営お役立ち情報(月曜日の記事)│コメント(0)
鎌倉・常盤の八雲神社と、打越の子守神社。丘に佇む二つの鎮守 その1
2015年05月08日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
あまり観光客の姿を見ない、
鎌倉の隠れた古刹やお社(やしろ)を
これまでにもたびたび紹介しているこの「鎌倉大家日記」。
今回および次回は、
前回ご紹介したコスモスの寺・円久寺の近くにある、
(前回の記事は→こちら)
二つの小さな神社を巡ってみます。
まずはじめに、「八雲神社」です。
場所は円久寺のお隣り。
門前をあとに、目の前のバス通りを右に進みます。
すると、すぐに到着。
わずか30メートルくらい歩いたところです。
見ると、そびえる石段の上に、
きりりと引き締まった清々しい印象の社殿。
空を覆う大木の枝。
石鳥居に巻かれた太いしめ縄が、
なかなか雄渾で、絵になっています。
ちなみに、
鎌倉にはほかにも八雲神社がいくつかありますので、
(そのうち北鎌倉のお社は以前にご紹介しました。
→こちら)
他と取り違えが無いよう、
こちらの八雲神社は、
「常盤の八雲神社」と呼んでおくのがよいでしょう。
この常盤の八雲神社、
由緒をひもとけば、
治承年間(1177~1181)の創建とも伝えられています。
そうであれば、
いわゆる「鎌倉幕府以前の古社」のひとつ。
なのですが、
別に慶長創建説(1596~1615)もあるとのことで、
事実は明確ではありません。
ちなみに神奈川県神社庁のウェブサイトは
治承年間説を採用。
当時の当地・梶原景時領における
除災を祈願するため、
お社が建てられた旨、記されています。
ここで、梶原景時の名前が出てきました。
ご存知、源義経との深い軋轢や、
のちの幕府内での権勢、横暴、
一転、突然失脚しての一族滅亡の悲劇でも知られる
源平時代の悪役です。
(もちろん、後年の人々の都合でことさら
悪役にされている可能性もあります)
そこで、
あらためて地図を眺めてみると・・・
なるほど、
この常盤の八雲神社の西側から北側へかけて
ぐるりと広がっているのは、
梶原氏にゆかりが深いとされる土地。
景時らの墓ともされる「深沢小学校裏のやぐら」
梶原氏一族に関係の深い「御霊神社」
景時の息子、景季(かげすえ)の腕が
埋められているとされる「仏行寺・源太塚」
これら遺構、旧跡が散らばっています。
このうち、
「御霊神社」と「仏行寺・源太塚」は、
以前にこの鎌倉大家日記でご紹介させて
いただいています。
よろしければ、ご覧になってみてください。
御霊神社 →こちら
仏行寺・源太塚 →こちら
ところで、
この常盤の八雲神社には、
上記の「治承年間・除災を祈願」などのほかに、
地元の人にはよく知られた創建時の伝説があります。
それは、
この社を参拝する際に人々が唱えてきたという、
奇妙な言葉の由来にもなっているもの。
ちなみにその言葉とは、
「常盤の天王麦天王竹の子びしゃくで水かけろ」
昔、洪水で別の神社(梶原の加護社とされます)
に祀られていたご神体が当地に流されて来た際、
住人がこれを柄杓ですくい上げ、
山に祀り、
麦飯を炊いて供えたのが、
当神社の始まりであると、いうものです。
常盤の八雲神社
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)