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賑やかな長谷・大仏前から、少し足を延ばして。迫力の古道「大仏切通」を歩く
2015年12月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
少し以前に、鎌倉大仏の修復工事の話題(→こちら)
先月半ばには、
長谷寺・観音ミュージアムがオープンした話題(→こちら)
さらに前回は、
小さな花の寺・収玄寺・・・と、(→こちら)
鎌倉の一大観光エリア・長谷(はせ)を
続けて採り上げているこの鎌倉大家日記。
今回は、
賑やかな長谷から、少し足を延ばして、
「大仏切通(だいぶつきりとおし)」へ向かってみましょう。
ちなみに、大仏切通といえば、
江戸時代から巷間に伝えられているとされるところの
鎌倉への進入路、
「鎌倉七口」のひとつですが、
それら七口の中では、
朝夷奈切通、名越切通に並んで、
古道の雰囲気がたっぷりの
おススメの散策コースです。
なお、途中、
足元のよくない場所、濡れると滑りやすくなる場所も
ありますので、
靴は歩きやすい、底のしっかりしたものを
ご準備ください。
さて、ではスタートは、
大仏様にとりましょう。
大仏様すなわち、
鎌倉大仏殿・高徳院です。
高徳院の門前に出たら、
江ノ電長谷駅方面には向かわず、逆に進んでください。
つまり山側です。
そのまま道なりに歩きます。
ちなみにこの道は、神奈川県道32号線です。
車の往来が若干多く感じられることでしょう。
なお、このとき歩道は右側を選んでおいてください。
左を歩くと、
あとで車道を横断する必要が生じます。
しばらく行くと、
前方にトンネルが見えてくるはずです。
高徳院の門前から6分程度のところです。
トンネルの手前、右手に、
山へと登っていく階段があります。
これを進みます。
すると、ほどなく分岐点が現れます。
道案内の看板を挟んで、階段がYの字に分かれています。
ここは右を選んでください。
少し行くと、
また分かれ道に突き当たります。
これを右へ進むと、葛原岡・大仏ハイキングコースへ。
佐助稲荷や銭洗弁財天、源氏山公園のある方角へ
向かうことになります。
なので、選択すべきは、左の階段です。
登っていくと、
間もなく景色は本格的な山道のそれとなり、
特に暑い季節などは鬱蒼たる雰囲気。
幽玄な空間が行く手に迫ってくる気配が、
気のせいか、
だんだんと醸し出されて来ます。
やがていっとき歩いたところで・・・
いよいよ始まります。大仏切通です。
苔むした黒っぽい岩肌、
荒々しく屹立する左右の石の壁・・・
まるで異空間の中を泳がされていくかのような
不思議な風景が、
若干のお休み部分(?)をはさんで、
ここから大きく二度にわたって展開します。
足元には大小の石や岩が、
あちらこちら、土に半身を埋めつつ、
ゴロゴロと根を生やしたように横たわっています。
周囲に見とれ、これらに躓かないよう、
どうぞ十分にお気をつけください。
さらに歩を進め、
切通の空間を抜けて山道を下ると、
そこに、
このコースのもうひとつのハイライトが待っています。
右手に現れる見上げるような岸壁。
あきらかに人工の開削あとと思われる
大きな空間がその下に広がっています。
岩壁に穿たれているのはいくつもの四角い「やぐら」。
仏堂でも置かれていたのか、
大仏切通を管理するための施設が建っていたのか、
地面はいわゆる平場のかたちに、
整えられてはいるようです。
鎌倉の不思議空間、
ミステリアス・スポットのひとつに、
十分数えていい景観のひとつです。
さて、
以上を過ぎると、
道はほどなく、民家の裏手のせまい路地へと
繋がっていきます。
路地を縫い、出てきた先が、
さきほどの県道32号線です。
つまり、大仏切通は、
この県道によっていまは完全に代替された、
いわば廃道ということにもなるわけです。
そのため、
この道がまだ地域の生活道路だったと思われる
明治の初め頃には、大規模な整備も入った様子。
なんと、大仏切通はその際、
人力車の通行が可能なほどの立派な道路になったとも
いわれています。
しかし・・・信じられません。
いま通ってきた、地面には岩がゴロゴロの、
あのせまい掘割り状の道を人力車が通ったとは。
何とも不思議な話ですが、
どうやら、
いまの大仏切通の荒々しい姿をかたちづくったのは、
関東大震災はじめ、
その後の地震や豪雨など、
度重なる自然の猛威であったということになりそうです。
つまり、あの地面に横たわる大きな岩は、
多くが古い落石と言えそうですので、
思い出すとちょっと怖くなってしまう・・・
と、いったところです。
ちなみに、
大仏切通が史料に登場するのは江戸時代からのこと。
それより以前の様子は、
残念ながらいまのところ
皆目わからないといった状態です。
さて、場面は戻ります。
県道32号線に出てきたところです。
すぐそばにバス停が立っているかと思います。
「火の見下」バス停です。
そのため、
この火の見下バス停を目印に路地に進入、
大仏切通を目指す方も多いのですが、
私のおススメは、
やはり今回辿った「高徳院発」のコースです。
喧騒の長谷を離れ、踏み込んだ山道。
やがて迫力の切通が現れ、
最後には
あの岸壁が屹立する大空間に辿り着く・・・
そんなシーンの移り変わりが、
何ともドラマチックなものに感じられるのがその理由です。
大仏切通
地面には大石がごろごろ
ハイライト。岩壁が見下ろす大空間です。
(写真:宮 栄多郎)
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