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万葉集にも詠まれた「稲瀬川」。遥か古(いにしえ)の鎌倉が息づく小さな流れ
2016年01月15日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
休日ともなれば観光客の皆さんが大挙来訪、
鎌倉屈指の大混雑を見せる江ノ電の「長谷駅」。
ですが、
ここに降り立つ人々が揃って向かう先といえば、
大抵は駅の北側です。
すなわち、鎌倉大仏殿・高徳院や長谷寺などの建つ方面。
一方、その逆、
南側の由比ヶ浜方面へと向かう人といえば・・・
いくつかある有名なカフェやレストランを訪ねる方以外、
あまり姿は目立ちません。
ですが、あえて向かってみましょう。
目的地は、
とても小さな、一本の細い川です。
(これから行く現場では二本に分かれていますが)
「稲瀬川」といいます。
早速、スタートです。
まず、長谷駅を背に駅前を左へ、
約120メートル。
さらに、突き当たりをまた左へ。
すると道路は、やや広い国道134号線と合流します。
そのまま進行。ほんの数十メートル・・・
道は川を跨ぎます。
この川こそが目的地、稲瀬川なのですが、
もうちょっと先へ進んでみましょう。
道路の右手には由比ヶ浜の海がひろがり、
一枚の石碑が歩道上に立つのも見えてくるかと思います。
石碑に近寄ってみましょう。
刻まれているのは「稲瀬川」の文字。
そのほぼ直下、浜の渚に向かって、
左右を砂に挟まれつつ、
細々と流れているのも、先ほどと同じ稲瀬川です。
つまり稲瀬川は、この少し上流で、
いまは二筋に分かれ、海に注いでいるというわけです。
ともあれ、この川、
意外に多くの人が、その名をよくご存知です。
有名な文学作品の舞台なのです。
作品とは・・・あの「万葉集」。
こんな一首です。
ま愛(かな)しみ さ寝に我は行く鎌倉の
美奈の瀬川に潮満つなむか
すぐに意味がつかめますでしょうか。
この歌、やや艶っぽい歌であることで有名です。
愛しい女性と一夜を過ごそうと、道を急ぐ男性が、
「途中の美奈の瀬川=稲瀬川に潮が満ちて、
渡りにくくなっていなければいいんだがなあ・・・」
と、その心配を詠っているといったところです。
そうしたわけで、
鎌倉幕府が開かれるかなり以前から、
いわゆる全国区の名前であったと思われるこの稲瀬川、
その後の吾妻鏡などにも幾度か登場します。
中でもよく知られているのが、
北条政子が鎌倉入りした際のエピソードでしょうか。
治承四年(1180)10月、
彼女が伊豆を発ち、いよいよ鎌倉に入る際、
「日がよくない」として、
一旦、稲瀬川そばの民家に泊まったというお話です。
さらには元暦元年(1184)8月、
九州方面へ出陣する源範頼を
兄・頼朝が桟敷を構えて見送ったのも、
この稲瀬川のほとりです。
稲瀬川はこの時期、
鎌倉と外界とを別ける境界線と意識されていたことが窺えます。
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
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