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きれいになった「まんだら堂」と秘境の雰囲気変わらない「名越切通」への旅 その2
2016年03月04日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
今回は前回からの続きです。(前回の記事は→こちら)
さて、
「日蓮乞水」をあとに分け入った細い道・・・
条件がよいと富士山も眺められるこの道ですが、
ほどなく、
落ち葉重なる山道に。
しかも、若干険しい坂道へと、様相を変えていきます。
そこをガサガサ、ザクザク、と、
踏みしめながら進んで行くと・・・
やがて左手に、
「法性寺・大切岸方面」へと向かう分岐が現れます。
しかし、いまは曲がらずに進みましょう。
なお、この分岐点には、
のちほど(次々回記事)ふたたび戻って来ることとなっています。
そして、
さあ・・・いよいよです。
現れてきました。
道の左右、にわかに立ち上がる苔むした岩の壁。
名越切通です。
なお、名越切通のうち、
ここは「第3切通」と呼ばれている一帯。
なかなかの迫力を見せてはいますが、
このあとさらに険しい風景が展開するこの道にあっては、
ここはまだまだ、小手調べといった程度です。
進みましょう。
やがて左手にせまい石段が見えてきます。
立派な標識も立っています。
「まんだら堂やぐら群」への入口です。
登っていくと、
上の方にはフェンスが設置されていて、
行く手をかたく塞いでいます。
ですが、公開期間中は、
朝の定時になると
市の係員さんが「おはようございます」とやってきて、
ゲートの鍵を開けて下さいます。
扉が開かれ、
これを通過してわずかに進むと・・・
目の前にパッと広がるのは、
昔はかなりミステリアスだった、
そしていまは神秘的かつ、美しい、
まんだら堂の一大パノラマ・・・と、いうことになるわけです。
ですが、
ここで大事なことを言い添えておかねばなりません。
今しがた、触れたとおりです。
「まんだら堂やぐら群」は、
実は現在、期間を限定しての公開がされています。
いつ行っても見られるわけではありません。
ちなみに目下、
平成27年度における最後の公開期間中。
(平成28年2月27日(土)~3月21日(月)の土・日・月・祝日のみ
案内サイトは →こちら)
続く平成28年度の予定は、逗子市によって
近く公表されるはずですが、
今年度と同様であれば、
4月下旬から5月いっぱいくらいにかけて、
年度最初の公開期間が
設定されるようにも思われます。
さて・・・
では我々の方は、
まんだら堂はあとの楽しみとして、一旦入口前を通り過ぎ、
もう少し先へと進んでみましょう。
名越切通をまずは歩き通します。
すると、
すぐに現れるのが、第2切通と呼ばれる区間です。
道をはさんで立ち上がる岩肌に、
コケやシダ類、草の緑がまとわりつく、
切通しならではの美しい回廊空間です。
さらに進みましょう。
次に現れるのが、
この名越切通のハイライト、第1切通です。
目の前に迫るのは、まさに岩の扉。
左右の岩塊が、
いまにも両方からせり出してきて、
道をふさいでしまいそうな、
幻惑的かつスリリングな風景が見られます。
加えて、この第1切通、
片方の岩の上の高みへと通じる迂回路も設けられていて、
そちらもおすすめです。
のぼっていくと、
切通しをはさんだ前後の道の景観を
まるごと眼下に出来る、
とても面白い場所に出られます。
ぜひ忘れずに、足を運んでみてください。
では、
我々はここで引き返しましょう。
第1切通を通過したあと、
そのまままっすぐ進めば、
道はやがて住宅地へ、逗子の町外れへと
つながって行くのですが、
我々は、来た山道をふたたび戻ります。
次はいよいよ、
先ほど通り過ぎた「まんだら堂やぐら群」を目指します。
なお・・・
以上の名越切通について、若干付け加えておきましょう。
この道については、
鎌倉時代の歴史書である吾妻鏡に、
「名越坂」として登場する道が、同じものであるとされています。
そのため、
鎌倉時代以前から続く大変古い道であることは、
ほぼ間違いがないものと見られています。
ただ、その深い掘割り部分については、
過去には、鎌倉幕府が、
敵の侵入を防ぐために工夫したと考えられていたところ、
近年は発掘調査により、それが揺らいできています。
たとえば、もっとも険しい第1切通の場合、
現在の路面をさらに掘り下げた地中に、
古い路面がいくつか重なって
埋没しているのだそうですが、
そのうちのもっとも古い路面を調べたところ、
意外や意外、
江戸時代の後半以降に利用されていたことが
判明したというのです。
そのため、
鎌倉武士達や鎌倉時代の庶民が闊歩していたであろう
「名越坂」の本来の姿というのは、
一体どんなものだったのか・・・
その痕跡は現在の名越切通からはほぼ消え失せているのか、
あるいは、そうでもないのか・・・
真実は、いまは若干、
歴史の霧の彼方に遠のいているといったところです。
名越切通・第1切通の景観
(写真:宮 栄多郎)
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