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なんと崩落・・・! 北鎌倉駅そばの素掘りのトンネル。今後の行方が心配されています
2016年09月16日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
このブログをご覧くださっている皆さんの中には、
私達オーナーズ・スタイルより、
月に二回(上旬・下旬)のペースでお届けしている
「メルマガ」を
ご購読くださっている方も多いものと存じます。
そのメルマガには、
当「鎌倉大家日記」と同様、
私の暮らす鎌倉の話題を中心としたコラムスペースがあるのですが、
先般、8月上旬号においては、
下記の内容をお届けいたしました。
採り上げたのは、
ここ数年鎌倉で、存廃への賛否が話題となっている、
「JR北鎌倉駅そばの素掘りのトンネル」についてです。
そのまま転載いたします。
どうぞご覧ください。
(以下、「オーナーズ・スタイル お役立ちメルマガ 8月上旬号・
メルマガ編集長の小コラム」より転載)
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ご存知の方も多いかもしれません。
ここ数年、私の住む鎌倉で議論が沸騰し続けている
ある案件・・・
JR北鎌倉駅そばの「トンネル開削・消滅」問題。
約80年の間、生活道路として市民に親しまれつつも、
近年、内壁の剥落やひび割れが発生、
安全性に問題が生じてきた、風情ある素掘りのトンネル・・・
これを周囲の尾根ごと削り取ってしまい、
無くそうとする工事の是非を巡る論争に関して、
いま、大きな展開が生じています。
潮目が変わった、といっていいのが、
今年の6月です。
さまざま経緯がありつつも、いよいよ工事の準備も進み、
もはや風前の灯と思われていたこのトンネルについて、
文化庁から、事実上、
早急に消滅させることへの「待った」がかかっていることが、
市議会の定例会で明らかとなりました。
ただし・・・
ここでちょっとややこしいのは、同庁の指摘の内容です。
「トンネルが掘られている尾根の
文化財的価値について検討すべし」とのこと。
注目はどちらかというと、尾根の方に向けられており、
トンネルそのものの価値に、
言及がなされているわけではありません。
とはいえ、尾根に文化財的価値があるとすれば、
トンネルごと尾根を切り崩す予定となっている
これまでの工事計画は、
当然、見直しを迫られることに。
そこで、市は、
「鎌倉市文化財専門委員会」に外部の専門家も加わってもらい、
検討を依頼。
その結果、
トンネルの掘られている尾根については、
重要文化財として知られる「円覚寺境内絵図」に描かれた
中世の境界を示す稜線と考えられるため、
文化財としての価値を有する・・・!
との結論が、
先月、提出される結果となりました。
これを受けて市は、方針を修正、
「現在予定されている工事方法を見直す。
出来るかぎり尾根が残せるかたちを考えたい」
との見解を明らかにしています。
すると・・・
北鎌倉の名物ともいえる、あの素掘りのトンネルは、
これからも生き残る・・・?
否、まだまだ予断は許されないでしょう。
なぜなら、
今回の工事計画のそもそもの理由である
トンネルの劣化については、確かな事実のようですし、
繰り返しますが、
歴史的価値を認められたのは、尾根の方であって、
トンネルそのものではないのです。
ちなみに市は、これまで、
「尾根がたとえ史跡的存在であったとしても保護の価値はない」
旨、述べてきた理由のひとつに、
トンネルが掘られたことによる原形の破損を
挙げているとのこと。
つまり、この見方で行けば・・・
トンネルは、もしや、
埋めてしまった方が尾根本来の価値が取り戻せる・・・!?
あるいは、たとえ残されたとしても、
通行者の安全のため、
分厚いコンクリート製、
あるいは、金属板の内壁が貼られたような、
どこにでもありそうなかたちに造り替えられても
不思議ではありません。
大事なのは、尾根だけなのか、
いまある姿のトンネルもなのか?
一方で、多くの学生や通学児童なども含む
通行者の安全はどう守られていくべきなのか?
皆で、論点をもう一度整理し直す時期が、
いま、訪れたということなのかもしれません。
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・・・さて、以上のとおり採り上げた
「JR北鎌倉駅そばの素掘りのトンネル」の存廃問題。
ところが・・・!
この文面がメルマガ読者の皆さんにもとに届いた、
そのほんの数日後のことです。
大変なことが起こりました。
トンネルの、鎌倉市街方面側の出入り口付近の岩が、
突然崩落したのです。
8月11日、午後4時50分頃のこと。
その際の状況は、
いくつかのメディアがウェブサイトに載せている写真で
知ることができます。
ご覧になってみてください。
→「カナロコ」8月12日付記事
→「タウンニュース 鎌倉版」8月26日号記事
一見してお判りのとおり、
かなり規模の大きな崩落です。
約4立方メートル分の岩石が崩れ落ちたとのこと。
(当初報道では10立方メートルほどとのことでした。
見解が錯綜しているようです)
しかも崩落が起きたのは、駅利用者を中心に、
ここを通る人の数が、
本来ならば、少なくない時間帯です。
そのとき、この場に誰かがいたとしたら・・・!
賛否はともあれ、工事計画が進められたことによって、
昨年4月以来、
ここが通行止めとなっていたことが、とにかく幸いでした。
さて・・・そこで次の問題です。
今後、トンネルはどうなるのでしょうか。
いまはまだ行方が混沌としていて、予測がつきません。
トンネルが掘られている尾根の方には、
上段「メルマガ」に示したとおり、
文化庁などが、
文化財的価値がある旨の、いわばお墨付きを与えています。
また、それを受けての市のコメントからも、
「安全な道をつくるため尾根そのものを切り崩す」
と、いう従前の判断は、
今後は検討されることがなくなりそうです。
一方、風情あふれる姿が多くの人に愛されてきた、
素掘りのトンネルの方は・・・
たとえこれを残すにしても、
安全のための対策を
しっかりと講じないでおいてよいものではないことが、
今回、あらためて明確となったかたちです。
掘られてから約80年になるといわれています。
北鎌倉駅そばに佇む、小さな素掘りのトンネルは、
今後もしばらく、
人々の耳目を集め続けることになりそうです。
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