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私達賃貸オーナーにとって笑い話ではない・・・「ひとり暮らしをやめたくなる時」
2016年11月14日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
少し以前のことになりますが、
SUUMOジャーナルさんが、
「SUUMO調べ、ひとり暮らしをやめたくなる瞬間、
1位は心細くなるあの時」
と、題した調査結果を公表しています。
対象は、全国の20~59歳までの
男性208名・女性208名、合わせて416名とのこと。
明示されてはいませんが、
もちろん、
現にひとり暮らしをされている方か、その経験者、
と、いうことかと思います。
この皆さんに、
「ひとり暮らしをやめたくなる瞬間を聞いてみた」のだそう。
当該ページにはコミカルなイラストも添えられ、
やや面白おかしくまとめられてはいるのですが、
私達賃貸住宅オーナーにとっては、
笑い事で済ますわけにはいかない、
やや深刻で、
身の引き締まる内容ともなっています。
たとえば、
ひとり暮らしをやめたくなる瞬間・・・その第5位、
「帰宅して部屋が真っ暗なとき」。
ひとり暮らしであれば、帰宅した際、
部屋に灯りが点っていないのは仕方のないことです。
ですが、
実は、デキるオーナーさんは、
それを見越され、手を打っています。
たとえば、
明るいエントランス・ロビーに、花を飾り、絵を飾り、
掲示板には温かなメッセージを添え・・・
入居者さんに、
「しっかり見守られている」という想いを
少しでも抱いていただけるよう、
細かく気を配るなどしています。
こうした気配りは、もちろんのこと、
空室が生じた際、
それを素早く解消するためにも効果を発揮することでしょう。
厳しい意見が、二つ挙げられています。
同率8位に並んでいる、
「賃貸の更新料を払うとき」
「宅配便をなかなか受け取れないとき」です。
いうまでもなく、
これらについては、オーナーさんが解決の手段を握っています。
ちなみに後者については、ネット通販の時代を反映してか、
「(荷物をなかなか受け取れないことは)切実」との、
SUUMOジャーナルさんのコメントが付け加えられています。
そして、1位と2位です。
順に、
「体調を崩したとき」
「地震などの災害があったとき」
と、なっています。
こうしたピンチの際、ひとり暮らしの入居者さんが、
なぜ、
「ひとり暮らしをやめたくなる」のか。
それは、当然ですが、
遠くに住む友人や、職場の仲間はいても、
自分の暮らすすぐ近くに、頼れる人がいない場合が
ほとんどであるからに相違ありません。
ですが、
物件のすぐそばに住む、
デキる自主管理オーナーさんであれば・・・
そこもある程度、解決されている場合が多いのかも。
たとえば朝の掃除がてら、
出勤、通学のため出かけていく入居者さんに、
「困ったことがあればすぐに言ってくださいね」
そんな風に声をかけることで、
ひとり暮らしの不安を大きく和らげることに成功しているのでは・・・?
オーナーズ・スタイル編集部に集まる
読者オーナーさんから寄せられた、アンケートへのご回答を拝見すると、
そんな風景が想像されるような事例が、
いつも必ずいくつか目に入ります。
ちなみに最近は、自主管理オーナーさんでなくとも、
あるいは、
物件から離れたところに暮らすオーナーさんであっても、
「自ら定期的に掃除に出向きます」
と、されているオーナーさんが、
上記アンケートを見る限り、
とても増えてきたようにも感じられます。
SUUMOジャーナル
「SUUMO調べ、ひとり暮らしをやめたくなる瞬間、
1位は心細くなるあの時」
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