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鎌倉はいよいよ梅の季節です。「雰囲気」が評判の三つの名所をご紹介します
2017年02月03日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
前回は、
「鎌倉はそろそろ梅の季節~『数』が自慢の三つの名所をご紹介~」
と、題して、
文字通り、梅の木の本数が多い三大名所をご紹介した
この鎌倉大家日記。(記事は→こちら)
対して、今回は、
梅とその場所とのつながりや、
庭や建物の風景とのマッチングを重視したいという
皆さんのために、
「雰囲気」が評判の鎌倉の梅の名所を
やはり三ヶ所、ご紹介したいと思います。
ちなみに、
梅の咲く神社やお寺、スポットは、
鎌倉には本当にたくさんありますので、
「お気に入りのあそこが選ばれていない」
と、思われた方、
どうぞご寛容をもって、独断をお許し下さい!
さて、
まずは、ここは外せません。
「荏柄天神社」です。
早咲きの梅は、
熱心な鎌倉ファンの方のブログなどを拝見すると、
すでに昨年末から咲いているとか。
ちなみに平均的な見ごろは、例年2月上旬辺り。
今年も、境内や参道のあちらこちらが、
紅白の美しい花びらに彩られることと思います。
(当記事は、公開日の少し前に書いています)
なお、
ご存知の方は大勢いらっしゃると思いますが、
荏柄天神社は、
梅を愛したエピソードで知られる菅原道真を祀る神社です。
そのため、境内には梅の木が大変多く、
建物や設備の意匠も含めて、
まさに「梅づくし」です。
社寺では前回ご紹介した瑞泉寺、東慶寺に次ぐ、
約100本が植えられていると言われています。
次に、「英勝寺」を挙げましょう。
鎌倉唯一の尼寺として知られているお寺です。
四季折々の花に飾られる鎌倉の「花寺」のひとつ。
梅の季節には、
江戸初期の建物が数多く残るこのお寺の伽藍を
30本程度が、優雅に彩ることで評判です。
この英勝寺ですが、あの「黄門さま」で知られる
水戸徳川家と深いつながりがあることを
ご存知の方も多いでしょう。
代々の住持を同家のお姫様が務めています。
そこで、水戸徳川家の「水戸」といえば、
偕楽園で有名な、全国に知られた梅の名所です。
ちなみにテレビの水戸黄門では、
たびたび、徳川(水戸)光圀の号である「梅里」が、
紹介されていましたね。
他のお寺にはない、そんなつながりを想っての
英勝寺のご紹介としてみました。
さて、次にご紹介するのは、
「海蔵寺」です。
鎌倉の人気の花の寺のひとつです。
ただし、海蔵寺にはたくさんの梅の木はありません。
ある旅行会社のサイトによれば、
10本との紹介です。
つまり、その数、瑞泉寺や東慶寺の
わずか十五分の一、十二分の一程度といったところ。
ところが、これを補って余りあるのが、
この時期、海蔵寺の庭の主役となる、見事な枝垂れ梅です。
さらには、
枝垂れ梅以外の梅の木々も、庭への配置がなかなかに絶妙。
いずれも「絵になる、写真になる」と、
好評を集めています。
以上、
まだまだ寒さは続きますが、
凛と梅の花咲く鎌倉へ、ぜひ身支度の上、おいでください。
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