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アヤメとハナショウブとカキツバタ。ぜひ、鎌倉に来て見分けて下さい
2017年04月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて、もうすぐ5月です。
5月から6月にかけて、各地を彩る花のひとつが、アヤメ。
さらには、ハナショウブ。
さらには、カキツバタ。
そう来ると、話題はやはりこのこととなります。
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ・・・
見分けるのが結構難しいため、
多くの人が、花を目の前にして、何と呼んだらいいのか、
つい困ってしまう植物の代表です。
しかも、さらにややこしいのが、
この話には、やはり5~6月頃に花を咲かせる
「ショウブ」が絡んでくることです。
端午の節句の象徴でもある、
葉っぱの尖った、あのショウブです。
このショウブを漢字で書けば、「菖蒲(しょうぶ)」となります。
ところがなんと、
アヤメも漢字では「菖蒲(あやめ)」と書くのです。
しかも、ショウブは、昔はアヤメと呼ばれていたのだそう。
その名残があるため、端午の節句は、
いまはあまり言いませんが、
「あやめ(菖蒲)の節句」とも呼ばれています。
なので、そんな言葉をうかつに(?)知っていると、
「ショウブこそが、間違いなくアヤメなんだ」と、
ますます誤解が深まってしまうというわけです。
さらに、そこに加えて、
ハナショウブの存在が、重ねての混乱を生み出します。
ハナショウブは、葉がショウブと似ていて、
きれいな花を咲かせるため、
「ハナショウブ」というのですが、
往々にして、
ハナショウブの「ハナ(花)」がどこかに飛んでしまい、
これを「ショウブ」と呼ぶケースが、
枚挙に暇ないのです。
たとえば、東京の葛飾区にある有名な「堀切菖蒲園」。
ここで初夏に咲くのは、
ショウブ(菖蒲)ではなく、ハナショウブなのですね。
ちなみに、本家のショウブは、
中華料理などに入っているヤングコーンにも似たような、
大変地味な花を咲かせます。
可愛らしいといえば可愛らしい姿をしてはいるのですが、
地味すぎて、咲いても気付けないことさえ
少なくないほど。
彩り豊かなハナショウブの花のように、
大勢の人を集めることは、到底、叶わないでしょう。
さて、話はまだ終わりません。
菖蒲と書かれ、ショウブと読まれてしまう、このハナショウブを
「アヤメ」と呼んでしまうことも、また多いのです。
たとえば、茨城県に「あやめまつり」で知られる
「水郷潮来あやめ園」という、有名な花の名所がありますが、
ここに、約500種100万株(!)も植えられている
メインの花は、やはりハナショウブです。アヤメではありません。
そこで言うと、アヤメは乾いたところに育ちます。
水郷地帯の湿った水辺を彩らせるのは、
そもそも、酷な植物です。
以上の混乱の中に、カキツバタも乱入します。
アヤメやハナショウブと、花がよく似ているからです。
特にハナショウブとは、色づき方によっては瓜二つです。
なお、アヤメとハナショウブとカキツバタは、
いずれもアヤメ科・アヤメ属に属します。
なので、総称として、
ハナショウブをアヤメと呼んでもいいでしょうという意見も
聞かれないことはないのですが、
カキツバタについては、なんとなく、
そんな雰囲気でもないようです。
ハナショウブの場合、
さきほどの「水郷潮来あやめ園」はじめ、
「あやめ」を冠するハナショウブの名所が、
ほかにも数多く、
すでに収拾がつかなくなっていることによるものなのかも
しれません。
さあ、そこで鎌倉です。
鎌倉には、
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、
これらが咲くお寺がいくつかあります。
中には、すべてを咲かせてくれるところも・・・!
今年の初夏は、鎌倉で、
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの
見分け方をマスターしてみるのはいかがでしょうか。
以下、もっともわかりやすい特徴です。
アヤメ・・・
花びらの元の方に、網目状の模様があります。
虎の模様みたい、という人がいますが、
そっくりとは言えないまでも、
なかなか言い得て妙だと思います。
なぜなら、ハナショウブ、カキツバタの場合、
トラを連想、ということはまず無いでしょうから。
ハナショウブ・・・
同じく花びらの元の方に注目です。
黄色い、ひし形に近いかたちの明瞭な模様があります。
カキツバタ・・・
やはり花びらの元の方に注目です。
白い、ひし形に近いかたちの模様があります。
ただ、困ったことにこの模様、
黄色っぽいこともあるのが悩ましいところです。
ただ、一度ハナショウブの方の模様を見ておけば、
ハナショウブに比べ、細くて鋭いことで、
すぐに見分けはつけられます。
(同様に逆も言えます)
また、それぞれが咲く時期ですが、
アヤメ・・・5月上旬~下旬くらい
カキツバタ・・・5月上旬~6月上旬くらい
ハナショウブ・・・5月下旬~7月上旬くらい
と、いったところです。
そして、
それぞれが咲く、よく知られている鎌倉の名所です。
東慶寺・・・
例年全てが咲きます。
明月院・・・
ハナショウブが咲きます。
有名すぎるアジサイとの競演が、実は大変見事です。
海蔵寺・・・
こちらのハナショウブにもファンが大勢。
カキツバタも咲きます。
(なお、カキツバタは、立ち入りのできない場所に咲くため、
やや離れたところから眺めることになります)
長谷寺・・・
ハナショウブの「花筏」が池に組まれます。
光触寺・・・
カキツバタ。楚々と池を飾ります。
妙法寺・・・
苔の石段で知られるこのお寺に、アヤメがよく咲きます。
最後に、
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの見分け方を記している
数あるウェブサイトの中で、
適当な写真入りで、
一番わかりやすくこれを示しているかもしれないサイトを
ご紹介します。
→ 愛知県知立市「八橋かきつばた園」のサイト です。
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