こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」編集長の上田です。
私自身も小さなアパートの大家さんです。
場所は鎌倉。幸い入居者の方に恵まれ、居候の猫にも囲まれ、仕事は多忙ながらも毎日を楽しく過ごしています。
- 開高健・城山三郎。茅ヶ崎市ゆかりの二人の作家の企画展。ファンはご注目を
- ご来場ありがとうございます！４月１６日のフェスタ・アンケート結果のご報告．１
- 「自炊しやすい部屋」が、新社会人・学生さん世代の支持を受けそう？
- 予想外の来場者数！ この春、再建・オープンの「旧吉田茂邸」が人気です
- 「賃貸経営、がんばってます！」 オーナーズ・スタイル関西版 読者オーナーさんの声
- ４割が不動産投資で「失敗」を経験！ 投資家オーナーさんへの意識調査
- 鎌倉のお隣・藤沢で４月にオープンの「いすゞプラザ」。これからさらに人気に？
- ご不安・お悩み・トラブル。 オーナーズ・スタイル関西版 読者オーナーさんの声
- そろそろシーズンたけなわ（？）。一人暮らしの女性を一番困らせる「害虫」
- 鎌倉にまたひとつ新たなミュージアムが誕生。「鎌倉歴史文化交流館」
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大家の息子として育った私が、賃貸情報誌で広告審査を担当。その後「伝わる文章と楽しいアイディア」を掲げてフリーに。 当ブログではご多忙の上田編集長に代わり、記事ネタのリサーチ、校正やリライトを担当しています。
開高健・城山三郎。茅ヶ崎市ゆかりの二人の作家の企画展。ファンはご注目を
2017年06月30日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉の「鎌倉歴史文化交流館」（記事は→こちら）
藤沢市の「いすゞプラザ」（→こちら）
大磯町の「旧吉田茂邸」（→こちら）
と、話題のミュージアムを続けてご紹介してきた
この「鎌倉大家日記」。
今回は、茅ヶ崎市にある二つの施設が合同で行っている
ある「企画展」をご紹介いたしましょう。
そのタイトル、
「開高健・城山三郎二人展～茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って～」
「茅ヶ崎市開高健記念館」と「茅ヶ崎ゆかりの人物館」
両館が共同して、
「開高健と城山三郎、両作家が茅ヶ崎に残した足跡、
交流のあった人々の言葉を辿りながら、
一人の人間としての両作家を紹介していく」
と、いうものです。
期間は４月１５日から９月３０日（土）まで。
入館料など、詳しくは下段リンク先にて。
なお、両館は隣接していますので、
移動を苦にすることなく、
興味深い展示をご堪能できるかと思います。
ちなみに、開高健と城山三郎、
それぞれ昭和を代表する作家のひとりです。
その作品や生涯については
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますので、
ここでの紹介は割愛、といたしましょう。
そこで、神奈川県茅ヶ崎市と二人とのつながりですが・・・
開高健は１９７４年から、
城山三郎はさらに早く、１９５７年から茅ヶ崎に住み、
作家活動を展開しています。
そのうち、開高健の仕事場兼自宅が、
いまは開高健記念館となっている建物です。
三角屋根が印象的な、モダンな仕様の一戸建てです。
海岸から程近い、潮騒が届いてきそうな場所に、
緑の庭を従えつつ、佇んでいます。
一方、城山三郎は、
茅ヶ崎駅前のマンションの一室を
晩年の仕事場にしていました。
そこからは湘南の海が一望できたとのこと。
「茅ヶ崎ゆかりの人物館」には、
そんな城山三郎の仕事部屋が、
窓からの景色付きで再現されています。
なお、同じ市内に住みつつも、
二人の作家に交流があったのかどうかは、
よく知られていないようです。
しかしながら、城山三郎は、
その亡くなる二ヶ月前に、
すでに記念館となっていた開高邸を訪れています。
展示品などを観覧しつつ、
「彼（開高健）らしいね」と言い、
目を細めていたという城山三郎。
それから間もなく、開高健のいる遠い場所へ、
旅立って行ったということです。
ところで、
ひとつお伝えしておくと・・・
上記のとおりこの企画展、
期間は４月１５日から９月３０日（土）と、長めです。
ただし、開館日にご注意ください。
茅ヶ崎市開高健記念館、茅ヶ崎ゆかりの人物館、
両館ともに、
「金・土・日・祝祭日」の開館です。
「秋までやっているから大丈夫」と思い、
のんびりしていると、
予定に合う日にちが意外に限られてしまったり、
と、いったことにもなりやすそうです。
茅ヶ崎市ウェブサイト
「企画展 開高健・城山三郎二人展
～茅ヶ崎を愛した二人の足跡を辿って～」→こちらです。
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鎌倉大家日記（金曜日の記事）│コメント(0)
ご来場ありがとうございます！４月１６日のフェスタ・アンケート結果のご報告．１
2017年06月27日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
４月１６日日曜日、
新宿ＮＳビルにて開催させていただきました
「春の賃貸経営＋相続対策フェスタ」。
今回も本当にたくさんの皆さんにお越しいただきました。
ご来場者数は１４８４名様です。
過去最高を更新です。
（前回・秋１４０１名様 前々回・春１３９４名様）
心より深く、御礼を申し上げます。
当日、皆さんにご記入いただいたアンケートをもとに
集計いたしました、
ご来場の皆さんのプロフィールのご紹介です。
なお、ご回答総数・８９１名様となっています。
まずはご性別、ご年代別の割合です。
男性・・・７４％
女性・・・２６％
２０代・・・１％
３０代・・・５％
４０代・・・２１％
５０代・・・３１％
６０代・・・２７％
７０代・・・１２％
８０代以上・・・３％
年代別では、
前回（秋）と同様、５０代を中心に
ボリュームゾーンが形成されています。
（参考：前回・抜粋
４０代・・・２１％
５０代・・・２９％
６０代・・・２９％）
皆さんのお住まいの地域は以下のとおりです。
東京２３区内・・・５２％
２３区以外の東京都内・・・９％
横浜・川崎・・・１２％
横浜・川崎以外の神奈川県内・・・５％
埼玉県・・・１０％
千葉県・・・８％
１都３県以外・・・４％
こちらも、ご年代と同様、前回と似た構成でした。
（参考：前回
東京２３区内・・・５０％
２３区以外の東京都内・・・１３％
横浜・川崎・・・１２％
横浜・川崎以外の神奈川県内・・・５％
埼玉県・・・９％
千葉県・・・８％
１都３県以外・・・３％）
以上、構成が似ている上で、
全体のご来場者数は着実に増えているということで、
フェスタの健全な（？）認知度、信頼度の上昇が
引き続き示されているのではないか、
と、分析をさせていただいています。
「オーナーズ・スタイル本誌の読者ですか」
と、お尋ねしたところ、
読者である・・・６９％
家族が読者である・・・５％
いいえ・・・２６％
と、なりました。
また、
今回までの「フェスタご来場回数」をお尋ねしたところ、
はじめてである・・・３３％
２回目・・・１９％
３回目・・・１８％
４回目・・・１３％
５回以上・・・１７％
これを前回と比べると、
「はじめてである」が、２ポイントの減少。
「２回目」が、増減なし。
「３回目」が、２ポイントの減少。
「４回目」が、３ポイントの増加。
「５回以上」が、１ポイントの増加となっています。
幾度もフェスタにお越しいただいているリピーターの皆さんが、
徐々に増えている、という結果です。
「賃貸経営を行なっていますか」
と、お尋ねしたところ、
はい・・・７９％
家族が経営・・・１０％
これからはじめる予定・・・６％
未定・・・５％
と、なりました。
さらに、皆さんの
物件ご所有棟数をお聞きすると、
１棟・・・３４％
２棟・・・２９％
３棟・・・１２％
４棟・・・９％
５棟以上・・・１６％
ご所有物件の合計戸数をお聞きしたところ、
１～５戸・・・１９％
６～１０戸・・・２１％
１１～２０戸・・・２６％
２１～３０戸・・・１３％
３１～４０戸・・・１０％
４１～５０戸・・・３％
５１戸以上・・・８％
ご所有物件のうち最も古い築年数は、
５年未満・・・６％
６～９年・・・６％
１０～１４年・・・１０％
１５～１９年・・・１２％
２０～２９年・・・３０％
３０～３９年・・・２２％
４０年以上・・・１４％
１／３以上の皆さんが、築３０年以上の古い物件を
お持ちであるとの結果です。
なお、賃貸住宅に限らず、
所有されている不動産物件の種類全般について
皆さんにお尋ねした結果は、
このようになっています。
アパート・・・５９．３％
賃貸マンション・・・４２．２％
区分所有マンション・・・２０．９％
戸建て賃貸・・・１８．５％
駐車場・・・１７．２％
店舗、事務所・・・１２．１％
遊休地・・・２．２％
その他・・・３．６％
さて、
続けて来週は・・・
同じアンケートの中から、
フェスタにご来場されての皆さんの
「ご満足度」や、
各ブースに平均どれだけのご訪問をいただけたかなど、
今回のフェスタへの皆さんのご評価を中心に、
紹介をしたいと思います。
なお、
当日、貴重な時間を割いてアンケートに
ご協力くださった皆様、ありがとうございます。
かさねまして心より、深く御礼を申し上げます。
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編集部こぼれ話（火曜日の記事）│コメント(0)
「自炊しやすい部屋」が、新社会人・学生さん世代の支持を受けそう？
2017年06月26日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
三井ダイレクト損害保険株式会社さんが、
「～今年の新社会人を三井ダイレクト損保がリサーチ～
『新社会人』に関するアンケート調査」
と、題した調査結果を公表しています。
この中に、
ぜひ注目しておきたい設問と、回答がありますので、
ご紹介しましょう。
なお、調査対象は
今年４月に初めて社会人になる１８歳～２９歳の方、３００人。
損害保険に絡んだアンケートにつき、
「１ヶ月に１回以上車を運転する方」
ともなっています。
設問のひとつに、
「あなたは職場での昼食をどのように食べたいと思いますか」
と、いうものがあります。
女性の７４．７％
男性でも４７．５％が、
「自炊してお弁当を持参」と、回答しています。
（複数回答）
そこで、
１８歳～２９歳・社会人といえば、
私達の賃貸住宅の顧客の多くを占める皆さんです。
自炊のしやすいお部屋、設備の仕様が、
これらの皆さんにとっては大きな魅力となることを
示唆する結果とも言えそうです。
一方で、
やはり私達の賃貸住宅の顧客の多くを占めている
学生さんは、どうでしょうか。
昨年公表されたデータですが、
おなじみ「SUUMO」さんが、
「先輩学生に聞いた！一人暮らしのお役立ち情報
自炊はする？ 朝食は食べる？」
と、題した調査結果をウェブサイト上に載せています。
（2016年2月・有効回答数955）
「週何回くらい自炊している？」
との質問に対し、こんな結果が出ています。
「ほぼ毎日（週６日以上）」・・・２７．０％
「週４～５日」・・・２５．３％
「週２～３日」・・・２１．４％
「週１日程度」・・・１１．０％
「自炊はしない」・・・６．７％
ご覧のとおり、半数以上が、
週４日以上自炊している、とのこと。
「男女比を見ると、ほぼ毎日自炊している男性は約２割、
女性は約３割」
「約６割の男性が週２日以上自炊している」
とのコメントも添えられています。
自炊のしやすいお部屋、設備の仕様は、
新社会人の皆さん同様、
学生さんにとっても、やはり大きな魅力となりそうです。
三井ダイレクト損害保険（株）
「～今年の新社会人を三井ダイレクト損保がリサーチ～
『新社会人』に関するアンケート調査」
不動産・住宅サイト「SUUMO」
「先輩学生に聞いた！一人暮らしのお役立ち情報
自炊はする？ 朝食は食べる？」
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賃貸経営お役立ち情報（月曜日の記事）│コメント(0)
予想外の来場者数！ この春、再建・オープンの「旧吉田茂邸」が人気です
2017年06月23日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
前々回は鎌倉の「鎌倉歴史文化交流館」、（記事は→こちら）
前回は藤沢市の「いすゞプラザ」と、（記事は→こちら）
最近オープンしたミュージアムを続けてご紹介してきた
この鎌倉大家日記、
今回は、鎌倉から少し離れますが、
同じ神奈川県の海沿いの町に、
この春オープンし、
いま、大変人気のミュージアム・・・と、いってよい
施設がありますので、
ご紹介いたしましょう。
その施設とは、
大磯町にある「旧吉田茂邸」です。
ですが、大磯の旧吉田茂邸と聞いて・・・
「その建物だったら、しばらく前に焼失したはずでは？」
と、疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、そのとおりなのです。
戦後の混乱期から復興期にかけ、
内閣総理大臣などをつとめ、活躍した、
政治家・吉田茂の旧邸宅は、
２００９年、原因不明の火災（漏電とも）により
焼失しています。
しかしながら、その後、
地元大磯町が、
寄付も募りながら神奈川県の協力のもと再建を進め、
２０１６年に工事が終了。
今年の４月１日より、新たな建物が一般公開されています。
（昭和２２年頃に建てられた「応接間棟」、
さらに、昭和３０年代に増築された、
近代数寄屋建築の確立者・吉田五十八（いそや）
設計の「新館」が、主に復元されました）
さて、そんな、
ある意味ではレプリカとして誕生した、旧吉田茂邸ですが、
オープン以来、大人気。
次々と見学者が訪れ、
なんと、公開２ヶ月を待たずして、
当初、年間来場者数として見込まれていた３万人を
突破したということです。
ちなみに、吉田茂といえば、
首相退任後も政治への影響力を持ち続け、
そのため、
「大磯の吉田茂邸」といえば、
政界・財界の要人が足繁く通った場所として有名です。
そんな吉田茂の時代を知るシニア世代の皆さんなどが、
戦後政治の裏舞台のひとつが美しくよみがえったと聞いて、
ひと目見ようと、
連日、訪れているようです。
ところで、吉田茂といえば、
第９２代の内閣総理大臣で、
現在、副総理・財務大臣の麻生太郎氏は、
そのお孫さんにあたります。
公開に先立つ３月に開催された
旧吉田茂邸の落成記念式典で、麻生氏は、
「小・中学生の頃、毎週末ここに連れてこられて迷惑した」
などと、面白おかしく挨拶、
多くの新聞等がこれを採り上げたことも、
上記「２ヶ月弱で３万人」に、
影響したのかもしれません。
旧吉田茂邸と、敷地を隣接する大磯町郷土資料館の
合同ウェブサイトは →こちらです。
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鎌倉大家日記（金曜日の記事）│コメント(0)
「賃貸経営、がんばってます！」 オーナーズ・スタイル関西版 読者オーナーさんの声
2017年06月20日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
編集部に数多くお寄せいただく、
「オーナーズ・スタイル」本誌読者オーナーさんの声を
たびたびご紹介している、
この編集部こぼれ話。
今回は、前回に引き続き、
関西版の読者オーナーさんからの声です。
題して、
「賃貸経営、がんばってます！」
どうぞご覧ください。
「ユニットバスに浴室用テレビを導入しました。
成功です」
「ローンの借り換えをしたところ、
ずいぶんと有利な返済に。
マメにいろいろなことを勉強しないと、
損をすることに気がつきました」
「お部屋は多少狭くなりますが、
収納をたくさん作りました。
収納があれば物を入れたくなり、持ち物が増えるため、
入居者さんが引越しをしたくなくなるかも・・・」
「入居者さんの自転車の整理がうまく行ってなかったので、
花壇を壊して、駐輪場をつくりました。
結果、上手くいきました。
予算や美観のこともあり、迷っての決断でしたが、
ご近所へ迷惑もかからなくなり、よかったです」
「賃貸住宅のほか、駐車場も経営していますが、
すぐに埋まるところとそうでないところがあり、
場所による差が激しいです」
「管理会社に任せるばかりでなく、
自らも時間がある時は、物件の清掃をしたり、
がんばっています」
「物件が２年目の点検を迎えました。
営業さんも立ち会ってくれました。
この会社を選んで建てて、よかったと思っています。
外壁もまだきれいなままです」
「趣味で野菜を作っています。
物件のエントランスの棚いっぱいに載せて、
『無農薬野菜をどうぞ』と、張り紙をしています。
皆、よろこんで持って行ってくれます。
私も満足です」
「空室対策のため、椅子、ソファー、ベットなどを
お部屋に備え付けています」
「高齢の入居者さんから問合せがあった際は、
生活情報をいろいろ伝えています。
小学生がいるファミリーの場合、家賃の割引きを申し出ています。
世代に合わせた対応をしています」
以上、
日々がんばっていらっしゃる、
オーナーズ・スタイル関西版の読者オーナーさんからの声、
いかがでしたでしょうか。
無農薬野菜で、入居者さんに喜んでもらっている・・・
ご自身も満足、とおっしゃるオーナーさん、
金銭の額では量れない、
賃貸経営の成功を手にされているようです。
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「オーナーズ・スタイル」は、年４回（首都圏版、東海版、関西版）、
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お読みいただいているほか、
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一昨年４月からは九州版、７月からは広島版、
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編集部こぼれ話（火曜日の記事）│コメント(0)
