こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」編集長の上田です。
私自身も小さなアパートの大家さんです。
場所は鎌倉。幸い入居者の方に恵まれ、居候の猫にも囲まれ、仕事は多忙ながらも毎日を楽しく過ごしています。
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大家の息子として育った私が、賃貸情報誌で広告審査を担当。その後「伝わる文章と楽しいアイディア」を掲げてフリーに。 当ブログではご多忙の上田編集長に代わり、記事ネタのリサーチ、校正やリライトを担当しています。
中止！とされていた「鎌倉花火大会」。多くの方の努力で７月１９日に開催です
2017年07月07日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
この春以来、
鎌倉では、ある問題が持ち上がっていました。
始まりは３月のこと。
さる経緯があって、
市議会が、鎌倉市観光協会への補助金約４６００万円の
削除を可決したのです。
これを受け、観光協会側は、
「運営資金が無くなりかねず、団体としての存続が
見通せなくなった。事務局としての責任も果たせない」
と、して、
７月に予定されていた
鎌倉花火大会の実行委員会からの退会を決定。
「いま観光協会が実行委員会から出て行くとなれば、
彼らがこれまで担ってきた協賛金集めなど、
準備も間に合わない・・・」
と、いうことになり、
４月半ばまでには、
「１９４８年から続いている鎌倉花火大会、今年は中止！」
が、各メディアに報道されるかたちとなりました。
ところが、
話はそのすぐあと、意外な展開に。
４月２１日、鎌倉市長が記者会見の場で、
花火大会の実施を発表したのです。
「中止が決まって以降、たくさんの市民から開催を願う声が届いた」
とのこと。
さらに、市民有志らが手を結び、
「鎌倉を愛する者がつくる花火大会実行委員会」
の発足が決まったことが、
そのもっとも大きな理由のようでした。
「事務手続きなどは市職員が行なう」
「クラウドファンディングで募った寄付も資金に充てる」
との体制のもと、
主旨に賛同するお店に、
花火玉のかたちをした募金箱を置いてもらう、
「市民玉プロジェクト」も、
同時に行なわれることとなりました。
ちなみに、
この市民玉プロジェクトへ参加した中には、
飲食店等のお店だけでなく、
真言宗・明王院さんといった名前も、
ちらりと見えています。
さて、その後、１ヶ月と１０日が経ち・・・
５月３１日、
クラウドファンディングによる寄付金が、
目標金額である１千万円に、見事到達しました。
これで予算の約１／４がまかなわれ、
残りを企業の協賛金や上記「市民玉」などが支えるかたちが、
どうやら予定通りにととのった様子です。
そうしたわけで、
「第６９回 鎌倉花火大会」は、
来たる７月１９日水曜日、
１９時２０分～２０時１０分の予定で開催となりました。
場所は、由比ヶ浜海岸・材木座海岸です。
約２５００発の花火が打ち上げられる予定です。
あとは当日、
雨天・荒天・高波による中止とならないことを祈るのみです。
ですが、
たとえ運悪くそうなったとしても・・・
今年の鎌倉花火大会に関する以上のことは、
鎌倉市民の多くが、
忘れることなく、記憶し続けることとなるでしょう。
「第６９回 鎌倉花火大会 公式サイト」→こちらです。
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鎌倉大家日記（金曜日の記事）│コメント(0)
ご来場ありがとうございます！４月１６日のフェスタ・アンケート結果のご報告．２
2017年07月04日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
火曜日は「編集部こぼれ話」です。
前回に引き続き、（前回の記事は→こちら）
４月１６日日曜日、新宿ＮＳビルにて
開催させていただきました、
「春の賃貸経営＋相続対策フェスタ」
のご報告です。
今回は、
皆さんにいただいたアンケートから、
フェスタへの皆さんのご満足度などについて、
ご報告をしたいと思います。
（ご来場者数１４８４名様 アンケートご回答者数８９１名様）
まずは、
セミナーへのご満足度です。
「とても満足」・・・２４．７％
「満足」・・・５５．９％
「少し満足」・・・１６．０％
合わせて、９６．６％です。
次に、
ブース（出展企業・団体等のブース）へのご満足度です。
「とても満足」・・・２２．１％
「満足」・・・６０．１％
「少し満足」・・・１４．０％
合わせて、９６．２％となりました。
高いご評価をいただきましたが、
慢心することなく、
今後もさらなる充実につとめていきたいと存じます。
次に、
ご来場の皆さんのブース訪問数です。
５社以上・・・２１％
４社・・・２１％
３社・・・２９％
２社・・・２５％
１社・・・１％
訪問されたブース無し・・・３％
と、なっています。
９６％の皆さんが、ブース２社以上をご訪問されています。
その結果、
１ブースあたりのご訪問者（組）数は、
平均で５８．２組となりました。
５１組様以上をお迎えした盛況のブースが、
３７％にのぼる結果となっています。
なお、
ご来場の皆さんのセミナー聴講数は、
６つ以上・・・４％
５つ・・・９％
４つ・・・１１％
３つ・・・２０％
２つ・・・３２％
１つ・・・２４％
と、なっています。
さらに、
今回の 「春の賃貸経営＋相続対策フェスタ」へ
ご来場いただいた皆さんに、
「現在、ご検討中のこと・ご興味あることは？」
と、お尋ねした結果をご紹介いたしましょう。
１位「リフォーム・リノベーション」・・・３８．９％
２位「空室対策」・・・３５．６％
３位「不動産の購入・買い替え」・・・２３．１％
４位「屋根・外壁・外構の修繕」・・・２２．０％
５位「相続対策・遺言」・・・２１．２％
６位「新築・建て替え」・・・２０．５％
以上が、２０％以上の回答を集めています。
１位と２位は、
併せて空室対策といえますので、
やはり空室対策は、
賃貸住宅オーナーさんにとってはつねに過去より、
不動の最重要テーマであることに変わりがありません。
さて、
ご報告はさらに次回に続きます。
アンケートに寄せられた、
皆さんからのさまざまな「声」をご紹介したいと思います。
当日、ご来場くださった皆様、
貴重な時間を割いてアンケートにご協力くださった皆様へ、
かさねまして心より、深く御礼を申し上げます。
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２０１４年からは関西版、北海道版を発行。
一昨年４月からは九州版、７月からは広島版、
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編集部こぼれ話（火曜日の記事）│コメント(0)
「Airbnb」を利用の訪日ゲスト、昨年は一昨年の２．８倍に！
2017年07月03日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
月曜日は「賃貸経営お役立ち情報」です。
民泊仲介サイト最大手の「Airbnb」が、
「２０１６年のAirbnbによる
日本経済の押し上げ効果は９２００億円」
との推計を明らかにしています。
・２０１６年の日本の標準的なAirbnbホスト（貸主）の
ホスティングによる年間収入額は１００万４８３０円
・２０１６年の一般的なAirbnbホストの
年間貸し出し回数は８９泊。
・２０１６年、３７０万人以上のインバウンドゲスト
（訪日旅行客）が
Airbnbのリスティング（部屋）に宿泊
とのことで、
インバウンドゲスト数は、
２０１５年の約１３０万人から、
２０１６年は上記の３７０万人以上へ、
約２．８倍となる増加を示したとされています。
ところで、上記、
「（Airbnbによる）日本経済の押し上げ効果は９２００億円」
ですが、
そう言われても、
どうその数字を把握したらいいのか、
ピンと来ない、といえばいえなくもありません。
そこで、
いずれもあまりしっくりとくるものではありませんが、
数字をいくつか挙げてみると・・・
みずほ銀行系の「みずほ総合研究所」が少し前に示した、
「プレミアムフライデー」による
「消費押し上げ効果」が、
現段階では期待薄、とのコメント付きで、
約２０００億円から３０００億円です。
また、先日の上野動物園での赤ちゃんパンダ誕生による
東京都内での「経済効果」が、
報道によると、
年間で約２６７億円であるとのこと。
（関西大学宮本勝浩名誉教授の試算）
日本政策投資銀行の推計による、
来たる「ラグビーワールドカップ２０１９」の
開催都市における「経済波及効果」の総額が、
約２３３０億円、となっています。
経済の押し上げ効果、
消費押し上げ効果、
経済効果、
経済波及効果・・・と、
名目はご覧のとおりさまざまですが、
Airbnbさんの「年間９２００億円」については、
なかなかすごい数字なのだな・・・
ということが、
どうやら言えそうな雰囲気です。
なお、先月９日には、
「住宅宿泊事業法（民泊新法）」がいよいよ成立を見ています。
ご存知のとおり、
・民泊を届け出制に
・上限１８０泊
が、大きな二つの目玉になっています。
これに対して、Airbnbからは、
「地域社会に配慮し、持続可能な形で、
ホームシェアを含む住宅宿泊事業が
日本全国で普及するよう、
引き続き日本政府、地方自治体や関係者の皆様と
協働させていただく所存」
等のコメントが発表されています。
Airbnb
「2016年のAirbnbによる
日本経済の押し上げ効果は9,200億円」→こちら
同
「住宅宿泊事業法の成立に関して」→こちらです。
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