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市民からも通行料? 動揺の声も。古都の観光渋滞対策「鎌倉ロードプライシング」
2017年11月10日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
前々回のこの鎌倉大家日記では、
鎌倉で行われている観光渋滞対策、
「パークアンドライド」について、
ご紹介をしたところです。
その際、話の前段として、
「鎌倉市が、国土交通省が新たに設けた
『観光交通イノベーション地域』に選定された」
と、いう話題にも触れました。
この選定に基づき、
「地域内を走行する自動車に、
一定の課金をすることで、通行量を抑制する
『ロードプライシング』の実施に向けた
データの収集が、この秋以降行われる予定」
との内容も、
添えさせていただいたところです。
そこで、
この「地域内を走行する自動車に一定の課金をする」という、
ロードプライシング制度なのですが、
前々回、ここにも記したとおり、
鎌倉では20年ほど前に一度議論になり、
その後一旦話が聞かれなくなりながらも、
ふたたび4年前から、
市が熱心に検討を進めています。
つまり、
なぜ鎌倉が今回、国の選定を受けたのかというと、
それは、そもそも鎌倉市が、
ロードプライシングの導入を
(国交省側ではエリアプライシングと呼んでいます)
すでに現在、検討している町であるから、
と、いう理由がひとつにはあるのです。
いわば、
「この町ならば話が進みやすいだろう」と、
いうことがあって、
国交省は鎌倉を選んだ、ともいえるわけです。
とはいえ、行政と市民との間では、
どこでも起こりがちなことなのですが、
ロードプライシングの導入についての
検討が行われていること、もしくは、その内容を
多くの市民は、
実は、それほど詳しくは知らなかったのかもしれません。
そうしたところ、先々月、
上記の「鎌倉市が観光交通イノベーション地域に選定された」
とのニュースが、
かなり大々的に報じられました。
加えて、報道にはこんな言葉や文字が踊りました。
「鎌倉へマイカー観光なら1000円徴収?」
「市民にも最大1割程度課金を検討」
ご覧のとおり、1000円、1割と、
いかにもわかりやすく、独り歩きしやすそうな数字が
示されていたためかもしれませんが、
こうしたニュースを見聞きしたり、
人づてに聞いたりして、
「自分の住む町に車で入るたびに、100円とられちゃうの?
私なんか毎日市外へ車で通勤しているのに、どうなるの・・・!」
と、驚いた方、かなり不安に思われた方も、
今回は少なからずいらっしゃったようです。
なお、
上記、「毎日(ただし月~金)車でご通勤」の方は、
とりあえず安心してください。
「(仮称)鎌倉ロードプライシング」の対象日、
対象時間については、
「土日祝日の」
「交通が混雑する時間帯」
を前提(市の文書では「想定」)として、
検討が進められているからです。
また、これまでの検討内容、経緯から見て、
「土日休日」の前提が覆ることは、
よほどのどんでん返しが起こらないかぎり、
今後もないものと思われます。
(きっと・・・ないはずです!)
ちなみに、市では、
「一部市民等の方々に、(仮称)鎌倉ロードプライシングの
内容について、誤解が生じております」
と、して、
昨年秋から、リリースを公表しています。
(→こちらです)
これを見ると、
問題の市民の負担については、
「来訪者に比べ0~1割程度の負担を想定して検討を進めている」
と、いうことになっています。
また、私のある知人が先日、市に問合せたところ、
現在もその状況(市民は0~1割程度負担の想定で検討中)に
変わりはない、とのこと。
報道にもあったとおり、市民以外の方が、
仮に、1000円課金されるとなれば、
市民は無料か、
あるいは1~100円の負担となることが、
検討・議論されているということです。
さらに、もちろんこのことの是非については、
「観光渋滞対策が目的なのだから、
(通常は)観光のために車を動かすわけではない市民へ
負担をもとめるのは、理屈が通らないのではないか」
「いやいや、観光の皆さんの車が減った分、
市民の車が街に増えてしまう可能性もある」
「その前に、課金は漏れなくちゃんとできるんだろうか?
ETC?ナンバープレートの自動撮影?
両方を併用?それとも新システムの導入?
市民負担もアリとするならば、
そちらは一律な自動車保有税的な方式で?」
とにかく、国内に前例や類例のないことだけに、
難しい法律論議、技術論議も交えて、
市の検討会議では、
目下、さまざま議論が重ねられているところです。
(鎌倉市長の諮問機関である
「鎌倉市交通計画検討委員会」および、
「同・専門部会」、「同・特別委員会」が担当)
ちなみに、私の場合ですが、
いまの住所は、
「(仮称)鎌倉ロードプライシング」が実行された場合、
確実に、プライシングエリア内となる場所になっています。
そこで、現在把握できるかぎりの情報から言えば、
たとえば、
・日曜日に
・自家用車で
・プライシングエリア外のショッピングモール等へ買い物に出かけ
・プライシング時間内に帰宅する際は
・いくばくかの課金をされる
と、いったケースなどが、将来、
ひょっとするとありうることになるでしょう。
私だけでなく、
同じ住所にある、私の物件に住まわれる入居者さんも同じです。
なので、将来空室が出て、入居者募集をする際は、
土日に自動車通勤の要があったり、
土日、車での外出が多い方で、
帰宅時間が「プライシングタイム」にひっかかってしまう・・・
そんな方には、もしかすると、
入居を躊躇されてしまうことになるのかもしれません。
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