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泊まる場所が少ないイメージの鎌倉で、最近「ゲストハウス」が話題です
2017年05月12日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
ところで鎌倉は、大勢の人が訪れる観光の町でありながら、
「泊まる場所が少ない」
とも、よく言われます。
たしかに、
たとえば100室を超えるようなホテルは、
市街中心部には一軒も見当たりません。
やや離れた大船駅の辺りで、
それぞれ、153室、100室のビジネスホテルが、
二軒、営業しているくらいです。
なぜなのか?
「建てる場所がないからだ」と、いう方もいるのですが、
主な理由は、
東京、横浜という大都市がすぐそばにあることでしょう。
実際、遠方から観光に来られる皆さんも、
多くが、東京や横浜にお泊りです。
ちなみに、関西では奈良が似た様子だとのこと。
訪れる方の多くが、
近隣の京都や大阪に泊まられるのだそうです。
さて、そこでいきなりですが、
→こちら のサイト(PDFファイル)を
お開きになっていただけますでしょうか。
実はこれ、神奈川県が公表しているもので、
「旅館業法」にもとづいて営業許可を受けている
宿泊施設のうちの、
鎌倉市、逗子市、葉山町の分をまとめた一覧です。
なお、リンク元は →こちら です。
(神奈川県のサイト「旅館業の手続き等について」)
ご覧になってみて、いかがですか。
泊まる場所が少ないとのイメージはありつつも、
それでも実際は、結構な数の宿泊施設が、
鎌倉市内にあることが、お判りになるのではないかと思います。
そこでちょっと、これら一覧の
右端の方に注目してみてください。
「営業の種類」と、書かれたところです。
「簡易宿所」と、記された施設が、
とても多いことに気づかれるかと思います。
簡易宿所とは・・・
「民泊」に注目されている方ならばもうお馴染みですね。
旅館業法における区分のひとつです。
同法上、旅館やホテルとしては営業のできない
規模の小さな民宿などは、
この簡易宿所として、営業の許可を得ることになるわけです。
そこで、これら数多い鎌倉の簡易宿所なのですが、
実はこの中には、
「ゲストハウス」を名乗る施設や、
ゲストハウスと呼ばれる施設が、数多く存在しています。
そして、そんなゲストハウスのいくつかが、
最近、鎌倉で、
素朴で心豊かな休日を過ごすことのできる場所として、
静かな人気を呼んでいます。
なお、ゲストハウスという呼び名自体に、
厳密な定義はありません。
ただ、それらの施設に共通する点を言えば、
概ね、こんなところとなるのではないでしょうか。
・ドミトリー(相部屋)をもつ施設が多い
・トイレやお風呂が共同であることが多い
・素泊まり主体であることが多い
・共用スペースがあるなど、
宿泊者のコミュニケーションが図られるような仕掛けが
ほどこされていることが多い
つまり、ざっと見て、
プライバシーはあまり重視されておらず、
そこを快適と思えるかどうかは、
泊まる側の気持ち次第、といったあたりが、
多くのゲストハウスに見られる特徴です。
加えて、ほとんどの場合、宿泊料金は安価です。
そして、そんなゲストハウスが、
鎌倉での休日の過ごし方によくマッチしているということで、
いま、結構な人気らしいのです。
たとえば、夜・・・
ゲストハウスのドミトリーや共用スペースで、
見知らぬ人と語り合ってみたり、
鎌倉の大人し目な夜の街を
地元の人に交じって楽しんでみたり。
そして、朝・・・
カチカチにプライバシーを守られた感じのない、
まるで親戚の家のような小さなゲストハウスで目覚めたあと、
浜辺を散策してみたり、
掃き清められたお寺の庭に足を踏み入れてみたり、
あるいは、座禅体験ができる禅刹で、
早朝から座禅を組んでみたり。
そんな、
日常からあまり遠すぎない「非日常」を楽しんでいる方が、
どうやらいま、
鎌倉にはたくさんいらっしゃっている、ということのようです。
さらには、外国からの旅行者が数多く、
国際交流の場になっているゲストハウスもあるようです。
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鎌倉野菜・海の幸。レアな情報がひとまとめに。鎌倉市の「直売所・朝市マップ」
2017年05月05日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
いまから2年ほど前。
2015年の4月のことなのですが、
この鎌倉大家日記で、
2回にわたって、
鎌倉の「陸(おか)の幸」と「海の幸」について、
お話をさせていただいたことがありました。
1週目の記事・・・
「成長を見守りたい、プロが選んだブランドが
育ちつつある『鎌倉野菜』」
(記事は→こちら)
2週目の記事
「鎌倉は海の町。しらす、タコ、鎌倉海老・・・
美味しい地魚も揚がります」
(記事は→こちら)
当初は料理人、いわゆるシェフの皆さんから注目され、
最近はすっかり地域のブランドとして
一般の方にも名前が知られるようになった、
「鎌倉野菜」のことや、
鎌倉では、漁業も結構盛んで、
海からの収穫が、魚屋さんなどのほか、
「朝市」や「浜売り」などといったかたちでも
皆さんに提供されていること・・・
それらをあらまし程度に
紹介させていただいたという次第です。
さて、その後、
昨年の夏のことになるのですが、
鎌倉市が、
そうした鎌倉の農産物・海産物の生産者と、
それらを求める消費者や観光客の皆さんの
ニーズをつなげるため、
一枚のマップを作っています。
「かまくら 農産物 海産物 直売所・朝市マップ」
と、タイトルされた、
カラー表裏2ページ、地図付きのパンフレットです。
なお、これを早速ご覧になりたい、
手に入れたいという方は、いますぐにそれが可能です。
鎌倉市のウェブサイトに、
PDFファイルのかたちで掲載されていますので、
閲覧も、ダウンロードも自由です。
→こちら へどうぞ。
(鎌倉市「直売所・朝市マップについて」)
ご覧いただくとお判りのとおり、
いまやすっかり有名になった
鎌倉野菜のメッカ・鎌倉市農協連即売所
(地元での通称・レンバイ)や、
鎌倉漁協と腰越漁協、両漁協の「朝市」。
またそれだけでなく、
各農園の直売所、漁業者の直売店舗など、
なかなかレアな情報も、たくさん網羅されています。
ぜひ、ご参考になさってください。
なお、一応添えておきますと、
上記のとおり、当マップは発行が昨年です。
ウェブサイト上のPDFファイルも
多分、内容は当時のままかと思われますので、
実際にご利用の際は、
添えられている各スポットの電話番号へ
お問合せをされるなど、
ご留意のほど、お願いを申し上げます。
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バラの季節始まる5月。「鎌倉」という名前のバラもあるのをご存知ですか?
2017年04月28日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて、5月が目前です。
鎌倉には、
5月に美しいバラがたくさん咲く、大きな「バラ園」が、
二ヶ所あります。
どこと、どこにあるか、ご存知ですか?
ひとつは、すぐに思い出される方も多いと思います。
長谷にある「鎌倉文学館」です。
鎌倉を代表する洋館のひとつ、
「旧前田侯爵家別邸」の庭にひろがるバラ園のバラが、
例年、5月中旬あたりから6月にかけ、
見頃を迎えます。
(秋にも見頃の時期があります)
広さは600平米近く。約200種・250株が植えられている
と、いうことです。
さらに、もう一ヶ所は・・・?
大船にあります。
「神奈川県立フラワーセンター大船植物園」です。
広大な園内の一部が、「ばら園」になっています。
面積は約3000平米。
約350品種・1200株が植えられているとのこと。
5月中旬あたりから、7月上旬にかけ、
見頃を迎えます。
(そしてやはり秋にも見頃の時期があります。
ただし、今年は改修工事のため、7月3日(月)より、
来年3月31日までの閉園が告知されています)
ところで、
このバラの品種のひとつに、
「鎌倉」と名付けられたものがあることを
ご存知の方、いらっしゃるでしょうか。
鎌倉市の育種家、大月啓仲(ひろなか)さんが作られたもので、
・トゲ無し
・鮮やかかつ落ち着きのある黄色
が、特徴の品種です。
ちなみに、鎌倉の大月啓仲さん、といえば、
バラの世界では、大変有名な方なのだそう。
愛好家であれば、
多くの人が知っているビッグネームということです。
ほかにも、
静の舞、星月夜、大姫、流鏑馬、薪能、化粧坂・・・
鎌倉ゆかりの名前を冠したバラを
いくつも作り出されているそうです。
そのうち、もっとも知られている「鎌倉」は、
鎌倉文学館のバラ園でも、
神奈川県立フラワーセンター大船植物園のばら園でも、
どちらでも見ることが可能です。
「鎌倉文学館のサイト」→こちら
「神奈川県立フラワーセンター大船植物園」のサイト
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アヤメとハナショウブとカキツバタ。ぜひ、鎌倉に来て見分けて下さい
2017年04月21日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて、もうすぐ5月です。
5月から6月にかけて、各地を彩る花のひとつが、アヤメ。
さらには、ハナショウブ。
さらには、カキツバタ。
そう来ると、話題はやはりこのこととなります。
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ・・・
見分けるのが結構難しいため、
多くの人が、花を目の前にして、何と呼んだらいいのか、
つい困ってしまう植物の代表です。
しかも、さらにややこしいのが、
この話には、やはり5~6月頃に花を咲かせる
「ショウブ」が絡んでくることです。
端午の節句の象徴でもある、
葉っぱの尖った、あのショウブです。
このショウブを漢字で書けば、「菖蒲(しょうぶ)」となります。
ところがなんと、
アヤメも漢字では「菖蒲(あやめ)」と書くのです。
しかも、ショウブは、昔はアヤメと呼ばれていたのだそう。
その名残があるため、端午の節句は、
いまはあまり言いませんが、
「あやめ(菖蒲)の節句」とも呼ばれています。
なので、そんな言葉をうかつに(?)知っていると、
「ショウブこそが、間違いなくアヤメなんだ」と、
ますます誤解が深まってしまうというわけです。
さらに、そこに加えて、
ハナショウブの存在が、重ねての混乱を生み出します。
ハナショウブは、葉がショウブと似ていて、
きれいな花を咲かせるため、
「ハナショウブ」というのですが、
往々にして、
ハナショウブの「ハナ(花)」がどこかに飛んでしまい、
これを「ショウブ」と呼ぶケースが、
枚挙に暇ないのです。
たとえば、東京の葛飾区にある有名な「堀切菖蒲園」。
ここで初夏に咲くのは、
ショウブ(菖蒲)ではなく、ハナショウブなのですね。
ちなみに、本家のショウブは、
中華料理などに入っているヤングコーンにも似たような、
大変地味な花を咲かせます。
可愛らしいといえば可愛らしい姿をしてはいるのですが、
地味すぎて、咲いても気付けないことさえ
少なくないほど。
彩り豊かなハナショウブの花のように、
大勢の人を集めることは、到底、叶わないでしょう。
さて、話はまだ終わりません。
菖蒲と書かれ、ショウブと読まれてしまう、このハナショウブを
「アヤメ」と呼んでしまうことも、また多いのです。
たとえば、茨城県に「あやめまつり」で知られる
「水郷潮来あやめ園」という、有名な花の名所がありますが、
ここに、約500種100万株(!)も植えられている
メインの花は、やはりハナショウブです。アヤメではありません。
そこで言うと、アヤメは乾いたところに育ちます。
水郷地帯の湿った水辺を彩らせるのは、
そもそも、酷な植物です。
以上の混乱の中に、カキツバタも乱入します。
アヤメやハナショウブと、花がよく似ているからです。
特にハナショウブとは、色づき方によっては瓜二つです。
なお、アヤメとハナショウブとカキツバタは、
いずれもアヤメ科・アヤメ属に属します。
なので、総称として、
ハナショウブをアヤメと呼んでもいいでしょうという意見も
聞かれないことはないのですが、
カキツバタについては、なんとなく、
そんな雰囲気でもないようです。
ハナショウブの場合、
さきほどの「水郷潮来あやめ園」はじめ、
「あやめ」を冠するハナショウブの名所が、
ほかにも数多く、
すでに収拾がつかなくなっていることによるものなのかも
しれません。
さあ、そこで鎌倉です。
鎌倉には、
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ、
これらが咲くお寺がいくつかあります。
中には、すべてを咲かせてくれるところも・・・!
今年の初夏は、鎌倉で、
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの
見分け方をマスターしてみるのはいかがでしょうか。
以下、もっともわかりやすい特徴です。
アヤメ・・・
花びらの元の方に、網目状の模様があります。
虎の模様みたい、という人がいますが、
そっくりとは言えないまでも、
なかなか言い得て妙だと思います。
なぜなら、ハナショウブ、カキツバタの場合、
トラを連想、ということはまず無いでしょうから。
ハナショウブ・・・
同じく花びらの元の方に注目です。
黄色い、ひし形に近いかたちの明瞭な模様があります。
カキツバタ・・・
やはり花びらの元の方に注目です。
白い、ひし形に近いかたちの模様があります。
ただ、困ったことにこの模様、
黄色っぽいこともあるのが悩ましいところです。
ただ、一度ハナショウブの方の模様を見ておけば、
ハナショウブに比べ、細くて鋭いことで、
すぐに見分けはつけられます。
(同様に逆も言えます)
また、それぞれが咲く時期ですが、
アヤメ・・・5月上旬~下旬くらい
カキツバタ・・・5月上旬~6月上旬くらい
ハナショウブ・・・5月下旬~7月上旬くらい
と、いったところです。
そして、
それぞれが咲く、よく知られている鎌倉の名所です。
東慶寺・・・
例年全てが咲きます。
明月院・・・
ハナショウブが咲きます。
有名すぎるアジサイとの競演が、実は大変見事です。
海蔵寺・・・
こちらのハナショウブにもファンが大勢。
カキツバタも咲きます。
(なお、カキツバタは、立ち入りのできない場所に咲くため、
やや離れたところから眺めることになります)
長谷寺・・・
ハナショウブの「花筏」が池に組まれます。
光触寺・・・
カキツバタ。楚々と池を飾ります。
妙法寺・・・
苔の石段で知られるこのお寺に、アヤメがよく咲きます。
最後に、
アヤメ、ハナショウブ、カキツバタの見分け方を記している
数あるウェブサイトの中で、
適当な写真入りで、
一番わかりやすくこれを示しているかもしれないサイトを
ご紹介します。
→ 愛知県知立市「八橋かきつばた園」のサイト です。
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
鎌倉を引き継いだともいえる町。「古河公方」のおひざもとだった茨城県の古河市
2017年04月14日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
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金曜日は「鎌倉大家日記」です。
旅心くすぐられる暖かな季節がやってきました・・・
と、いうことで、
前回まで、三度にわたって、
鎌倉ファン、鎌倉の歴史が大好きな皆さんの
旅の目的地として、
ぜひご訪問をおすすめしたい、三ヶ所の町とお寺を
ご紹介してきました。
(一ヶ所目・・・信州の鎌倉「長野県上田市の塩田平」
二ヶ所目・・・伊豆の国市の「願成就院」
三ヶ所目・・・北海道の鎌倉とかつて呼ばれた「松前」)
今回はその最後を飾る旅先として、
茨城県の古河市をご紹介したいと思います。
この古河こそが、
ある意味で、鎌倉を引き継いで繁栄した、
鎌倉の娘・息子ともいえるような町です。
経緯はこうです。
ご存知のとおり、鎌倉は、
1333年、新田義貞の軍による侵攻を受けて陥落します。
このとき、
幕府を支配していた北条家一門も、
ことごとく自害してしまいます。
鎌倉幕府の滅亡です。
ですが、
鎌倉はこれで終わりとなったわけではないのです。
その後も、鎌倉は、
室町幕府の重要拠点「鎌倉府」の置かれる場所として、
東国10ヶ国(時期によって若干数が変わります)を統べる
政庁の所在地として、
ある程度の繁栄を続けました。
たとえば、鎌倉を代表する花の寺・瑞泉寺は、
この時期に大いに発展したお寺です。
足利尊氏による仏殿再建が知られる覚園寺も、
やはり、そのようなお寺と見られています。
さて、その鎌倉府ですが、
次第に京都の室町幕府と対立するようになりました。
自立・独立傾向を強めていったのです。
やがて15世紀半ばになると、大きな乱が立て続けに起こり、
ついには、
劣勢に立った鎌倉府のトップである
鎌倉公方・足利成氏(しげうじ)が、
鎌倉を離れ、下総古河の地に移ることとなります。
1455年(享徳4)のことです。
以降、成氏から続く「古河公方」五代が、
古河に城を構えて盤踞、
下野・下総・上総・常陸・安房といった、
関東東部をその勢力範囲とする時代が続きます。
その後、古河公方は、政治権力としては
次第に衰えていきながらも、
その及ぼす伝統的権威は、豊臣秀吉の関東侵攻の頃に至るまで、
約130年にもわたり、連綿と生き続けています。
さて、
そんなかたちで、15世紀の半ば、
足利成氏によって鎌倉から古河へと移された関東の政庁ですが、
政治だけでなく、
当時の鎌倉が携えていた経済や文化も、
そしてもちろん人々も、
この時、かなりの程度、鎌倉から古河へ移動したものと
見られています。
そのため古河にはいまでも、
鎌倉にゆかりをもつ社寺がいくつか残っています。
たとえば足利成氏に従って、
鎌倉から移ってきたとされる、神宮寺や尊勝院、鳳桐寺。
鎌倉から勧請した観音像をまつる長谷寺。
神社では、やはり鎌倉から勧請されたという二つの八幡神社。
また、成氏が拠った古河城は、
明治の大規模な河川改修によって、
いまはその面影がほとんど残ってはいませんが、
古河公方の館のひとつがあったと思われる跡地は、
現在、桃園などで有名な
「古河総合公園」の敷地の中に残り、
「古河公方館跡」と呼ばれ、
中世古河の歴史を偲ぶよすがとなっています。
古河市観光協会オフィシャルサイト「こがナビ」
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