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神武寺からさらに山道を行けば、三浦半島を代表する奇観・鷹取山に到着です
2016年07月29日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
今回は、前回からの続きです。(前回の記事は→こちら)
鎌倉の隣町・逗子の山中に佇むお寺「神武寺」を訪問、
美しい薬師堂を眺めたのが前回まで。
そのまま境内を裏山へと抜け、
奇観・鷹取山を目指します。
では、早速出発しましょう。
裏山への登り口はすぐそこ。
薬師堂に向かって、左手に見えています。
登り始めると、
風情ある石畳の道がしばらく続きます。
やがて、それが途切れると、
ところによっては結構険しい、本格的な山道へ。
ちなみに、この経路、
「神武寺・鷹取山ハイキングコース」などの名称でも知られている、
地元の山歩きの好きな皆さんには
とても人気のルートです。
否、ここだけではありません。
実は、今回の旅で私達が辿ってきている
京浜急行・神武寺駅から神武寺までの参道も、
すでに、
同コースの一部です。
さて、
木々の中、緑の中を進んでいくと・・・
急な登りあり、下りあり、
ゴツゴツと木の根の這う道あり、
大石あり、
岩と岩にはさまれた狭い隙間を
横向きになって通り抜けていかなければならない場所もあり、
と、その様子はなかなかダイナミックです。
やがてついには、
「鎖場」までが登場。
当然ですが、その周囲は崖となっています。
どうぞお気をつけください!
とはいえ、このコース、
「街で履くスニーカーでは決して行けないくらい険しい」
と、いうほどのものではないのですが・・・
それでも、神武寺参拝に
鷹取山への訪問もお加えになるならば、
足元は、
山歩きに向いたしっかりした靴で固めた方が、
安全のため、より望ましいことは確かでしょう。
さて、
神武寺・薬師堂脇から歩き始めて、
20~30分くらいが経った頃でしょうか、
不意に、迫力の風景が現れます。
絶壁です。
目の前に、巨人のごとく岩が立ちはだかっています。
さらに、
見上げるその岩肌には、
なぜか、無数の奇妙な穴、穴、穴・・・
着きました。
ここが鷹取山の山頂広場です。
横須賀市の「鷹取山公園」の一部です。
ちなみに、岩肌に空いた穴は、
ロッククライミングに使うハーケンが打ち込まれた跡です。
ここは、ロッククライミングの有名な練習場所でも
あるのです。
ただし、
経験者であっても、勝手に登るのは「ダメ」。
「鷹取山安全登山協議会」へ、登録を許された場合のみ、
指導に従い、
ここで岩登りができることになっています。
加えて・・・
目の前に現れた最初の岩壁だけではありません。
この鷹取山公園内では、
ほかにも各所で岩の屹立が見られます。
多くが上記同様、
ハーケンによる穴ぼこだらけですが、
一箇所、仏像が掘られたものもあります。
堂々、像高約8メートルの弥勒菩薩様です。
藤島茂さんという彫刻家が、
昭和35年から約1年をかけて彫り上げたものであるとのことで、
お顔を見上げると、
なにやらこの場所のみが
「中国西域、シルクロード・・・?」
と、いった雰囲気です。
それにしても、
これら奇観ともいえる鷹取山の岩壁群、
いかにして生まれたものなのでしょうか。
答えは単純です。
人の手でつくられました。
ここは、昭和の初期まで続いた採石場の跡なのです。
切り出された石は、
「鷹取石」と呼ばれて、
その耐火性、加工のしやすさなどが重宝され、
かつては建築・土木用資材に数多く使われていたのだとか。
ちなみに、
鷹取石、鷹取山の「鷹取」の名の由来はというと、
太田道灌への献上鷹がこの辺りで採られていた
等々、言い伝えが残っていますが、
こちらの真相の方は、
あまりはっきりとはしていないようです。
では、鷹取山公園から引き返し、
神武寺へと戻りましょう。
戻らずに、
この公園からそのまま横須賀の住宅地、市街へと
下っていくことも可能なのですが、
私達はそちらには向かわず、
いま一度、神武寺境内へと向かいます。
今度は同寺の表参道を下って、
逗子市街・JR東逗子駅方面へと向かうことにします。
ご参考:逗子市ウェブサイト
「ハイキング」のページ →こちらです。
鷹取山のそそり立つ岩壁
神武寺から向かう際に通過する「鎖場」です。
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
甍見下ろす宝珠殿、優美な薬師堂。逗子の山寺・神武寺をご存知ですか? .2
2016年07月22日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
今回は、前回からの続きです。(前回の記事は→こちら)
鎌倉の隣町・逗子の山中に佇む美しいお寺、
「神武寺」への小さな旅のご紹介です。
さて、
京浜急行線の神武寺駅をスタート、
車の行き交う県道から離れ、
山道をのぼり詰め、
ついに、神武寺総門の前へと到着したところです。
早速、境内へと足を踏み入れます。
するとそこは、ちょっと意外・・・
複数の自動車が停められる、
きれいに整地された、ちょっとした広場となっています。
どうやら、ここはお寺の駐車場である様子。
ちなみに車は、
「表参道」「裏参道」「法勝寺口」とある
このお寺の三つの参道のうち、
法勝寺口を使って、
ここまで登ってくることが可能です。
(これら参道の名称についてはご注意があります。
当記事最下段の<注>をご覧ください)
さて、広場を進みます。
目指すは前方に見えている階段です。
なお、
広場の右手に、案内板がいくつか立てられています。
神武寺にまつわる歴史やエピソード、
周囲の自然についての解説が記されていますので、
ぜひ立ち止まり、
目を通しておかれるとよいでしょう。
なお、神武寺は、
鎌倉時代初期にはほぼ間違いなく存在、
伝説上は、
その創建を奈良時代にまでさかのぼることができる
大変古いお寺です。
さて、階段をのぼり、
まず目に付くのは鐘楼です。
安政6年(1859)の建立。
一方、吊り下げられている鐘は新しく、
昭和25年製とのこと。
それ以前にももちろん鐘はあったのですが、
先の大戦中、金属材料として供出。
「逗子八景・神武寺の晩鐘」として、
ながく人々に親しまれていた鐘でした。
鐘楼をあとに、尾根状の通路へと踏み出します。
左手、
石段下を見下ろしたところに、美しい建物が佇んでいます。
屋根の反り具合がとても端整で、印象的。
この建物、
客殿、またの名を宝珠殿と呼ばれています。
天保12年(1841)に再建されたものであるとのこと。
棟の頂に大きな「擬宝珠(ぎぼし)」を載せていますが、
これが別名の由来でしょうか。
ちなみに、堂内は非公開です。
堂内どころか、
敷地へと至る目の前の石段からして通行不可。
建物に近づくことさえ叶いません。
では、参拝のチャンスは無いのか・・・?
それついてはのちほど、
記事の最後にまとめてご案内をさせていただきたいと思います。
なお、この宝珠殿内部には、
本尊・阿弥陀三尊のほか、
鎌倉の荏柄天神社より伝来のものとされている十一面観音、
さらには
釈迦如来などの諸像が祀られています。
宝珠殿入口をあとにして、
境内、高みの方へと進んでいきます。
やがて正面の石段上、
見えてくるのは・・・居並ぶ赤い頭巾。
六地蔵です。
六地蔵の脇にはもう一体、
やはり赤い頭巾を被った像が置かれていますが、
こちらはひとり、
片膝を立ててのポーズを決めています。
さては、如意輪観音様・・・?
木の根、草の根が複雑に絡みつく、
野趣あふれる岩窟の中に皆で並ぶそのお姿が、
いかにも山の寺の風情、といった感じです。
さらに左手へ・・・
ふたたび石段を登ります。
見上げる先には、
宝暦11年(1761)建立の朱塗りの楼門が屹立しています。
小振りですがまずまずの迫力。
くぐると、そのさらに向こうには、
寄棟屋根の美しい薬師堂が、
とても上品な雰囲気で、静かに、厳かに佇んでいます。
寛文6年(1666)に「再興された」
といわれている建物です。
内部には、
室町期のものとみられる薬師三尊像、
および、
その眷属である十二神将像他が収められていますが、
いずれも普段は非公開。
扉は固く閉ざされています。
さて、
この薬師堂の前まで来ると、
辺りの雰囲気はまさに山寺そのものです。
木の葉の緑、大地の苔の緑・・・
グリーンのフィルターが天地を覆うような
清々しい風景の中、
思わず心洗われる気分を感じる人が、
少なくないのに違いありません。
最後に、神武寺の仏像についてです。
以上に記したとおり、普段は非公開のこのお寺の仏像ですが、
拝観の機会が、実は存在します。
それは、
毎年12月13日、午前中に行われる煤払いの最中です。
諸堂および厨子の門扉が開かれるため、
秘仏とされている薬師堂の薬師三尊像までもが、
拝観可能となるのです。
(ちなみに33年毎の正式なご開帳も実は来年に行われます)
さらに、正月三が日です。
上記薬師三尊像を除く、他の仏像については、
「諸堂への年賀の参拝に伴うかたちで拝観ができた」
と、おっしゃる方も、
少なからずいらっしゃるようです。
ただし、煤払い、お正月、いずれにあっても
お寺側のご都合により、
流動的となる可能性があることを心得ておいてください。
さて、次回は・・・
薬師堂の傍らを抜け、さらに山道をのぼります。
「鷹取山」の奇観を眺めに、足を延ばしましょう。
<注>
神武寺参道の名称について、神武寺さんご自身は、
・JR東逗子駅付近からのルート・・・表参道
・京急神武寺駅付近からのルート・・・池子参道
・法勝寺付近からのルート・・・裏参道
と、アナウンスされているようです。
しかしながら、当記事では、
現時点でなるべく混乱が起きないよう、
逗子市公式サイト等、多くの皆さんの呼び方に倣い、
・京急神武寺駅付近からのルート・・・裏参道
・JR東逗子駅付近からのルート・・・表参道
・法勝寺付近からのルート・・・法勝寺口
と、してあります。どうぞご留意ください。
神武寺の鐘
宝珠殿
楼門から望む薬師堂
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
甍見下ろす宝珠殿、優美な薬師堂。逗子の山寺・神武寺をご存知ですか? .1
2016年07月15日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
今回からは、また小さな旅へ・・・
鎌倉の隣町・逗子のお寺や神社などを巡ってみたいと思います。
なお、この春も、
当・鎌倉大家日記では、逗子の史跡をご紹介しています。
鎌倉のすぐ近く、逗子市域の西側に佇む
「まんだら堂やぐら群」や、その近くのお寺などです。
ですが、これから訪れるのは、
鎌倉からはやや遠い、逗子の東側です。
横須賀市に隣接する
「沼間」と呼ばれる地域に点在する、
隠れた古寺、古社などを巡ってみたいと思います。
まず、
最初の訪問先は「神武寺」です。
逗子の神武寺といえば、知る人ぞ知る「山寺」。
いかにもそれらしい雰囲気がいっぱいです。
「パワースポット」の語に近ごろ食傷気味な方でも
思わず、何かのパワーを感じてしまう・・・
参拝にぜひおすすめのお寺です。
では、早速出発です。
スタートの場所は、
京浜急行逗子線、その名も「神武寺」駅にとりましょう。
山の頂のその近く・・・と、いってよい場所にある
神武寺へ辿り着くルートは、
ほかにも複数ありますが、
なんといっても「山の霊場」感十分なのが、
この神武寺駅からの、通称・裏参道です。
(神武寺への参道の名称についてはご注意があります。
当記事最下段の<注>をご覧ください)
神武寺駅の改札を出て、道なりに右手へ、
通りをわずかに進むと、
目の前に横たわるのが、神奈川県道205号線です。
車通りはそこそこ。道幅はあまり広くはありません。
ここは左折しましょう。
県道205号線を北側へと進んでください。
200メートルほど歩くと、信号機が現れます。
「池子駐在所前」と表示があるはずです。
ここはスルーします。直進してください。
さらに、250メートルほど行ったところ、
次の信号機が現れるかと思います。
ここです。
ここが神武寺裏参道への登り口です。
道路右手にご注目。
「逗子市立逗子中学校」の看板と、
ご高齢者の入居施設である
「せせらぎ」の看板が立っているのが、
目に入るかと思います。
看板の手前を右折します。県道205号線を離れましょう。
すると、すぐに分かれ道が現れますが、
ここは左を選びます。
逗子中学校の敷地にピタリと沿って進んでください。
しばらく行くと、道路は、
上記「せせらぎ」の建物の前に差し掛かります。
さらに、
「せせらぎ」を右手に見ながら、
その北側をかすめたあとは、
にわかに、
山中へと分けいる細い道へと姿を変えていくはずです。
さて、周囲はもうすっかり山道です。
さきほどのご高齢者施設が
「せせらぎ」を名乗っていた理由も、
このあたりまで来ると明確です。
道は、まさに、
美しいせせらぎに沿って、
鬱蒼とした森の中を延びていくのです。
すると、
少し行ったところで、また分かれ道が現れます。
木製の案内板が立てられています。
ここは右を選びます。
「至神武寺」と、書かれた方向へ進みましょう。
さて、ここからです。
登りがちょっときつくなります。
加えて、
さきほどまでは別のところを流れていた「せせらぎ」が、
以降は次第に、
足元へと接近してきます。
やがてその流れは、
ところどころで山道と同化・・・?
そんな怪しい状況にもなってきます。
ですので、
ここで気をつけたいのは、なんといっても「雨」です。
ご注意を!
降雨の中、
あるいは晴れていたとしても、豪雨の翌日など、
足元が心配なタイミングにあっては、
この裏参道の「遡行」は、決しておすすめできません。
ぜひ、忘れないでおいてください。
やがて、か細い流れとも別れ、
最後の若干しんどい登りをクリアすれば、
そこでパッと、視界が開けるはずです。
目の前に立つ小さな建物は・・・
公衆トイレです。
そして辺りの風景は・・・
見回すと、山中にしてはやや広めの三叉路となっています。
さらに、左手前方、
道をやや下った先には・・・
細い六本の柱が重たそうに屋根を支える、
やや頼りない感じの門が、見えているかと思います。
それが、目指す神武寺の「総門」です。
早速くぐりましょう。
続きはまた次回にて。
<注>
神武寺参道の名称について、神武寺さんご自身は、
・JR東逗子駅付近からのルート・・・表参道
・京急神武寺駅付近からのルート・・・池子参道
・法勝寺付近からのルート・・・裏参道
と、アナウンスされているようです。
しかしながら、当記事では、
現時点でなるべく混乱が起きないよう、
逗子市公式サイト等、多くの皆さんの呼び方に倣い、
・京急神武寺駅付近からのルート・・・裏参道
・JR東逗子駅付近からのルート・・・表参道
・法勝寺付近からのルート・・・法勝寺口
と、してあります。どうぞご留意ください。
せせらぎを見下ろしながら進む参道・・・
案内板が現れます。
神武寺の総門前に到着です。
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
なんと「能舞台」のある鎌倉のお屋敷!市に寄付され、活用のみちが探られる予定です
2016年07月08日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
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金曜日は「鎌倉大家日記」です。
先々月の末のこと。
鎌倉市からこんな広報があり、
地元では多少のニュースにもなりました。
「旧村上邸の土地・建物、並びに建物修繕に係る経費の
寄付の申し出を受けた。受納の手続きを進めています」
とのこと。
「村上邸」といえば・・・
鎌倉の建物好きには、非公開の建物ながら、
以前から結構有名です。
正式な記録は残っていないものの、
登記関連の書類をさかのぼれば、
建てられたのは昭和14年以前。
「近代鎌倉の典型的な和風『お屋敷』建築」
であるとして、高く評価され、
99年には「鎌倉市景観重要建築物等」の指定も受けています。
鎌倉にとっては大変貴重な建物です。
ちなみに、いまの建物のさらに先代の建物は、
明治末頃にはすでに存在していたと見られています。
調べれば、その当時の遺構も、
どこかに残っているかもしれません。
場所は西御門(にしみかど)です。
鶴岡八幡宮の東側、
「源頼朝墓」と「荏柄天神社」にはさまれた、
とても閑静な住宅地が広がる界隈です。
そして、
何よりも際立つこの建物の特徴といえば、
それは、
内部に美しい能舞台を持つことです。
この能舞台は、
昭和30年代に新設されたとされる比較的新しいものですが、
同様に昭和30年代、
当建物の敷地へ他より移築されてきた茶室とともに、
社交、文化活動の場として、
近年まで現役で使用されてきた、
いわば地域の歴史の証人です。
ちなみに、どんな能舞台なのか、
実際の姿をご覧になりたい方は・・・
市が外部に提供している写真(→こちら)は
残念ながら白黒なので、
「鎌倉 村上邸 能舞台」
などとキーワードを入力の上、
検索サイトで画像検索をかけてみてください。
過去に行なわれたイベントの際に撮られたカラー写真が、
いくつか、画面に現れるかと思います。
なお、
こうしたイベントの主催者等へ、
このたびの「旧村上邸の鎌倉市への寄付」について
お問合せされるのは、
大変ご迷惑なこととなるはずです。
もしも、何かお尋ねになりたいことがあれば、
→こちら のサイトに記されている
鎌倉市の担当部署(まちづくり景観部都市景観課)へどうぞ。
ちなみに、
上記サイトをお開きになるとわかるとおり、
今回の鎌倉市からのリリースにはこうあります。
「本件は、所有者であった故村上梅子氏の御遺志および
ご遺族の御厚志にもとづいた土地建物等の寄附について相談を受け、
庁内調整を続けてきたものです。
平成28年度中には活用方策を示していく予定・・・
(各部省略・意訳)」
すばらしい村上邸が、
ご当主ご遺族の手から離れてしまうことを
決して安易に喜ぶわけではありませんが、
今後、
鎌倉の昭和を偲ぶ遺産として、
もしもこの建物が広く一般に公開されるということになれば、
それはとても楽しみなことです。
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
この花も鎌倉の夏を飾ってくれる花です。日光が大好きな「ノウゼンカズラ」
2016年07月01日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営情報誌「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉を飾る夏の花の代表として、
筆頭に挙げる方が多いのが、ハスです。
その理由は、
なんといっても鶴岡八幡宮、材木座の光明寺・・・
ハスの咲く広大な池を擁する二つの名所が、
市内に存在することが大きいでしょう。
ですが、
数で言えばそのハス以上に、夏ともなると、
街の多くの場所で目にするようになるのが、
ノウゼンカズラです。
目にまぶしい明るいオレンジ色。
トロピカル、といってもいいその雰囲気。
照りつける陽の光を浴びながら、
まさに咲き乱れるかのように咲くその姿が、
夏の盛りを感じさせてくれます。
ノウゼンカズラは、とにかくお日様が大好きです。
ツルをよく伸ばすため、
フジのように棚仕立てで育てられることもあるのですが、
日陰にはつぼみをつけようとしないため、
棚の外側や、
端の方ばかりが、花でわんさと賑やかになります。
だけではありません。
日の照らない日が続くと、
ふてくされたように(?)
せっかくのつぼみを地面に落としてしまうことも・・・。
そんな、
なんともわがままな咲きっぷりもこの花の魅力。
猛暑にやられて他の庭木がヘタっていても、
ノウゼンカズラだけは、大抵元気いっぱいです。
さきほども触れたとおり、
夏になるとあちらこちらで見られるようになる
ノウゼンカズラですが、
鎌倉には、多くの人が「名所」と推すお寺が、
二つあります。
そのうちのひとつが、妙本寺です。
春のカイドウで有名な、
鎌倉駅からも近い日蓮宗の名刹ですが、
朱塗りの二天門や、
大屋根が見事な祖師堂を背景に咲くノウゼンカズラにも、
ファンが大勢います。
さらには、海蔵寺です。
神秘的な「十六ノ井」で知られる禅刹です。
なお、偶然ながら、
この海蔵寺もまた妙本寺同様、
春にはカイドウが美しく咲くお寺です。
ほかにも材木座の来迎寺や、小町の本覚寺、
大町の本興寺など、
ノウゼンカズラが咲くお寺は
鎌倉市内にいくつもありますが、
妙本寺、海蔵寺の二寺にあっては、
あざやかな花の色と、背景となる建物などの組合せが
とても絵になることが、
とりわけファンの多いことの理由でしょう。
暑さ対策は万全とした上で、
この夏もぜひ、
花の街・鎌倉散歩にいらしてください。
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