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葛原岡・大仏ハイキングコース。途中、天空のカフェ・樹ガーデンにも立ち寄れます
2015年12月25日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて前回、
この鎌倉大家日記でご紹介させていただいた、
迫力の古道
「大仏切通」。(前回の記事は→こちら)
アプローチの経路として、
鎌倉大仏殿・高徳院から向かうルートをご紹介しましたが、
その文中、
「少し行くと、また分かれ道に突き当たります。
これを右へ進むと、葛原岡・大仏ハイキングコースへ。
佐助稲荷や銭洗弁財天、源氏山公園のある方角へ
向かうことになります」
と、記した部分がありました。
そこで今回は、
ここに示した「葛原岡・大仏ハイキングコース」を
ご紹介することにしたいと思います。
葛原岡・大仏ハイキングコースは、
鎌倉の二大観光エリア、長谷と北鎌倉を結ぶ人気の散策路です。
ちなみに鎌倉でのハイキングは、
木の葉が少なく見通しがきき、暑い思いもせずに済む冬が
結構おすすめ。
なお、
高徳院から上記の「分かれ道」までの経路については、
前回の記事 →こちら を
お手数ですがご参照ください。
(高徳院の門前をあとにして山側へ向かい、
徒歩6分程度で到着する、
トンネル前の階段を若干登っていったさらに先に、
この分かれ道があります)
さて、このコース、
道のりの多くが尾根道です。
終点となる北鎌倉の浄智寺までは、
普通に歩けば、
上記分かれ道から1時間程度といったところですが、
途中、アップダウンが意外に多いため、
大抵は休憩を挟みたくもなる筈です。
ここは余裕をもって、
1時間15~30分くらいを
見ておいたほうがよいでしょう。
しかも、途中、
寄り道ポイントも満載です。
それらにくまなく立ち寄ろうとするならば、
ほぼ半日以上をかけての散策となることも。
日の短い時期は、
うっかり山中で日暮れを迎えることなどないよう、
十分にご注意ください。
さらには、足元にもご留意を。
底のしっかりした、
山歩きができる靴を「必ず」ご準備ください。
コース途中の寄り道ポイントを紹介しましょう。
まずは、佐助稲荷神社。
通常は鎌倉駅西口から、街中や住宅地を通っての
訪問となりますが、
葛原岡・大仏ハイキングコースからの場合、
山道を下って、
本殿の裏手からいきなりお邪魔するかたちとなります。
リピーターの方も、
普段とは違う新鮮な雰囲気を味わえるかもしれません。
次に、銭洗弁財天です。
こちらも佐助稲荷と同様です。
一旦コースを外れ、裏山から、
境内を見下ろしながらのアプローチとなります。
社殿周りのすがすがしさが、
どこか普段よりも映えるような気分です。
さらに、源氏山公園。
続けて、隣接する葛原岡神社。
源氏山公園といえば、
源頼朝像で有名な、ご存知、桜と紅葉の名所です。
また葛原岡神社は、
近年は縁結びでも人気のお社。
ハート型の絵馬や、
赤い糸が結ばれたお守りを用意するなど、
神社側もなかなか気合が入っている様子です。
なお、源氏山公園と葛原岡神社は、
葛原岡・大仏ハイキングコースの寄り道スポットというよりも、
正しくは経由地です。
また、佐助稲荷付近からこのあたりにかけては、
いかにも山中といった景色はしばらくお休み。
舗装路を歩くことにもなります。
普段は気づかずにいる、
硬いアスファルトを踏む足への
地面からの意外なショックに、
ふと、気付かされるなどするひとときです。
そして、
最後のポイント、浄智寺です。
長谷からこのコースを歩いてきた場合は、
ここが終点。
逆に、
北鎌倉からスタートする場合はここが始点です。
浄智寺の脇から、山道をせっせと登り、
まずは葛原岡神社を目指します。
さて、
以上の道のりですが、
途中、道案内板は比較的しっかりと整備されています。
さらに、
下調べとして、ご覧になるとよいサイトがありますので、
ご紹介しましょう。
「鎌倉トリップ」さんの
「みどころ満載。葛原岡ハイキングコース」
(後編が「みどころ満載。大仏ハイキングコース」
になっていて、リンクされています)
と、いうページです。(→こちらです)
コース途中で現れる道案内板を多数写真掲載して
くれているなど、大変親切なこのサイト、
ぜひご覧になってみてください。
・・・ところで、
上記にご紹介した、
葛原岡・大仏ハイキングコースの寄り道スポットの数々を
時には尻目に、
「こここそが目的地!」
と、向かう人もいらっしゃるもうひとつのスポットが、
実は、このコースの途中にあって、
知る人ぞ知る人気の場所となっています。
「樹(いつき)ガーデン」という名前のカフェがそれです。
このお店を多くの人がこう呼んでいます。
「天空のカフェ」
山の上にあって、
周囲を森に囲まれながら空に浮かび上がっているような、
そんな雰囲気を指しての呼び名です。
元々は、ある会社のオーナーの別荘だったとか。
位置は、
鎌倉大仏殿・高徳院側入口に近い
当ハイキングコースの途中から、
山道を100メートルくらい分け入ったところ。
コースの脇に立つ看板がその目印なのですが、
事前に、
下段、お店のサイトの中にある
「Access」のページをご覧になって、
周囲の地理を把握されておかれるのが
やはりオススメです。
さらに、ご注意を。
ここ、ソーセージなどを肴にビールも飲めるお店なのです。
なので、ついつい酔っ払ってしまったら・・・
お店をあとにしたのち、
どちらに向かっても足元の険しくなる
ハイキングコースには戻らずに、
お店のもうひとつの出入り口である
北側の階段を下った
「下界」(鎌倉駅西口に続く市役所前経由のバス通り)へと、
迷わず脱出してください。
「樹(いつき)ガーデン」のウェブサイト →こちらです。
銭洗弁財天。
葛原岡・大仏ハイキングコースからのアプローチの際は、
写真奥の山の上から降りてくるかたちになります。
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
賑やかな長谷・大仏前から、少し足を延ばして。迫力の古道「大仏切通」を歩く
2015年12月18日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
少し以前に、鎌倉大仏の修復工事の話題(→こちら)
先月半ばには、
長谷寺・観音ミュージアムがオープンした話題(→こちら)
さらに前回は、
小さな花の寺・収玄寺・・・と、(→こちら)
鎌倉の一大観光エリア・長谷(はせ)を
続けて採り上げているこの鎌倉大家日記。
今回は、
賑やかな長谷から、少し足を延ばして、
「大仏切通(だいぶつきりとおし)」へ向かってみましょう。
ちなみに、大仏切通といえば、
江戸時代から巷間に伝えられているとされるところの
鎌倉への進入路、
「鎌倉七口」のひとつですが、
それら七口の中では、
朝夷奈切通、名越切通に並んで、
古道の雰囲気がたっぷりの
おススメの散策コースです。
なお、途中、
足元のよくない場所、濡れると滑りやすくなる場所も
ありますので、
靴は歩きやすい、底のしっかりしたものを
ご準備ください。
さて、ではスタートは、
大仏様にとりましょう。
大仏様すなわち、
鎌倉大仏殿・高徳院です。
高徳院の門前に出たら、
江ノ電長谷駅方面には向かわず、逆に進んでください。
つまり山側です。
そのまま道なりに歩きます。
ちなみにこの道は、神奈川県道32号線です。
車の往来が若干多く感じられることでしょう。
なお、このとき歩道は右側を選んでおいてください。
左を歩くと、
あとで車道を横断する必要が生じます。
しばらく行くと、
前方にトンネルが見えてくるはずです。
高徳院の門前から6分程度のところです。
トンネルの手前、右手に、
山へと登っていく階段があります。
これを進みます。
すると、ほどなく分岐点が現れます。
道案内の看板を挟んで、階段がYの字に分かれています。
ここは右を選んでください。
少し行くと、
また分かれ道に突き当たります。
これを右へ進むと、葛原岡・大仏ハイキングコースへ。
佐助稲荷や銭洗弁財天、源氏山公園のある方角へ
向かうことになります。
なので、選択すべきは、左の階段です。
登っていくと、
間もなく景色は本格的な山道のそれとなり、
特に暑い季節などは鬱蒼たる雰囲気。
幽玄な空間が行く手に迫ってくる気配が、
気のせいか、
だんだんと醸し出されて来ます。
やがていっとき歩いたところで・・・
いよいよ始まります。大仏切通です。
苔むした黒っぽい岩肌、
荒々しく屹立する左右の石の壁・・・
まるで異空間の中を泳がされていくかのような
不思議な風景が、
若干のお休み部分(?)をはさんで、
ここから大きく二度にわたって展開します。
足元には大小の石や岩が、
あちらこちら、土に半身を埋めつつ、
ゴロゴロと根を生やしたように横たわっています。
周囲に見とれ、これらに躓かないよう、
どうぞ十分にお気をつけください。
さらに歩を進め、
切通の空間を抜けて山道を下ると、
そこに、
このコースのもうひとつのハイライトが待っています。
右手に現れる見上げるような岸壁。
あきらかに人工の開削あとと思われる
大きな空間がその下に広がっています。
岩壁に穿たれているのはいくつもの四角い「やぐら」。
仏堂でも置かれていたのか、
大仏切通を管理するための施設が建っていたのか、
地面はいわゆる平場のかたちに、
整えられてはいるようです。
鎌倉の不思議空間、
ミステリアス・スポットのひとつに、
十分数えていい景観のひとつです。
さて、
以上を過ぎると、
道はほどなく、民家の裏手のせまい路地へと
繋がっていきます。
路地を縫い、出てきた先が、
さきほどの県道32号線です。
つまり、大仏切通は、
この県道によっていまは完全に代替された、
いわば廃道ということにもなるわけです。
そのため、
この道がまだ地域の生活道路だったと思われる
明治の初め頃には、大規模な整備も入った様子。
なんと、大仏切通はその際、
人力車の通行が可能なほどの立派な道路になったとも
いわれています。
しかし・・・信じられません。
いま通ってきた、地面には岩がゴロゴロの、
あのせまい掘割り状の道を人力車が通ったとは。
何とも不思議な話ですが、
どうやら、
いまの大仏切通の荒々しい姿をかたちづくったのは、
関東大震災はじめ、
その後の地震や豪雨など、
度重なる自然の猛威であったということになりそうです。
つまり、あの地面に横たわる大きな岩は、
多くが古い落石と言えそうですので、
思い出すとちょっと怖くなってしまう・・・
と、いったところです。
ちなみに、
大仏切通が史料に登場するのは江戸時代からのこと。
それより以前の様子は、
残念ながらいまのところ
皆目わからないといった状態です。
さて、場面は戻ります。
県道32号線に出てきたところです。
すぐそばにバス停が立っているかと思います。
「火の見下」バス停です。
そのため、
この火の見下バス停を目印に路地に進入、
大仏切通を目指す方も多いのですが、
私のおススメは、
やはり今回辿った「高徳院発」のコースです。
喧騒の長谷を離れ、踏み込んだ山道。
やがて迫力の切通が現れ、
最後には
あの岸壁が屹立する大空間に辿り着く・・・
そんなシーンの移り変わりが、
何ともドラマチックなものに感じられるのがその理由です。
大仏切通
地面には大石がごろごろ
ハイライト。岩壁が見下ろす大空間です。
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
雑踏の中、門前を通り過ぎていく人も多い長谷の小さな花の寺・収玄寺
2015年12月11日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
少し以前に、鎌倉大仏の修復工事の話題(→こちら)
先月半ばには、
長谷寺・観音ミュージアムがオープンの話題(→こちら)
・・・と、
鎌倉の一大観光エリア・長谷(はせ)を
続けて採り上げているこの鎌倉大家日記。
今回は、
雑踏の中、門前を気づかず通り過ぎていく人も多い
小さなお寺、
「収玄寺」をご紹介したいと思います。
場所は、江ノ電長谷駅前からわずか100メートル。
駅を出て、
上記の鎌倉大仏・高徳院や長谷寺へ向かう道すがら、
道路左手に見える小さなお寺の門・・・
それが収玄寺です。
お寺らしいいかつい土塀などではなく、
背の低い木柵が、控えめに庭を囲んでいる格好のため、
「どなたかのお屋敷かな」
と、一瞥した程度のまま、
前を通り過ぎていく方も少なくないようです。
宗派は日蓮宗。
創立は江戸期・文政(1818~30)の頃と
いわれていますので、
鎌倉では比較的新しいお寺です。
ですが、その由来はもう少しさかのぼるということで、
一説には鎌倉時代、
「日蓮に篤く帰依したサムライ、四条頼基の屋敷あとに
建つのがこのお寺」
とのこと。
四条頼基は「金吾」の唐名で知られる人物ですが、
(唐名=日本の律令制の官職名を中国風に呼んだもの。
たとえば水戸「黄門」)
日蓮が鎌倉幕府の手で処刑されそうになった
「龍ノ口法難」の際は、
自らもともに死を賜わりたい旨、申し出たともされています。
また上記、江戸期の創立以前には、
尼僧がこの地に庵を結んでいたこともあるということで、
お寺の方では、
この尼僧・妙詣尼を開山としているようです。
さて、
そんな収玄寺なのですが、
絶え間なく四季の花が咲く「花の寺」として、
花好きの方には昔からよく知られています。
ちなみに、
長谷で花の寺・・・といえば、
収玄寺からもさほど遠くないところにある
光則寺が大変有名です。
ですので、
収玄寺はその陰に大きく隠れてしまってはいるのですが、
境内は、
一年・四季を通し、
つねに何かの花の盛りといってもいいほど。
もちろん、
これからおとずれる真冬の時期も例外ではなく、
寒風に甘い香りをたなびかせて咲く
「ソシンロウバイ」が、
いまかと、出番を待っているところです。
ちなみに、
最近の長谷といえば、
以前に増して、鎌倉屈指の大混雑エリアとなってきています。
休日の長谷駅構内など、
ときに立錐の余地もなくなるほど。
そしてもちろん、それら皆さんの多くが、
大仏様を長谷訪問の第一目的としています。
ゆえに、
もうじき始まる大仏様の補修工事は・・・
(工事は来年1月13日から3月10日までの予定です。
大仏様にはシートがかけられ、見られなくなるとのこと)
大仏以外の長谷のスポット、
長谷寺、光則寺、御霊神社、甘縄神明宮、
そして収玄寺などをゆっくりと巡りたい皆さんにとっては、
とてもよいチャンスとなるかもしれません。
収玄寺のウェブサイト →こちらです。
収玄寺境内
収玄寺本堂
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
鎌倉のお隣「横浜」での年越しも、思い出に残るという方がたくさんいます
2015年12月04日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
さて、
いよいよ12月となりました。
この鎌倉大家日記では、
一昨年、昨年と、
鎌倉で大晦日を過ごし、
除夜の鐘を突いて新年を迎える
と、いう楽しみ方を
皆さんにご紹介、ご提案してきたところです。
そこで今年は、
ちょっと場所を変えて、お隣り横浜へ。
ご存知の方も多いかと思いますが、
横浜の年越しといえば、
「除夜の汽笛」です。
横浜港に停泊しているたくさんの船が、
元旦0時、
一斉に汽笛を吹き鳴らします。
大型船から響きわたる闇を震わす重低音から、
小型船の奏でる可愛い音色まで。
ロマンティックでありつつ、
しかも、
新年に臨んで力が湧いてくる、と、
体験された方は、皆、感動しきりのご様子です。
ちなみに、
年越しの際、船が汽笛を鳴らす港は、
横浜以外にもあるのですが、
(たとえば近くでは横須賀がそうです)
横浜港の場合、
港の規模がご存知のとおり巨大なため、
船も多数、なおかつ多種多様。
さらに、
汽笛を聴く場所として適当な公園、
観光スポットなどが、
港の近くにいくつも連なっていることもあり、
知名度では、やはり他に抜きん出て、
圧倒的といって間違いありません。
もう20年ほど昔のことながら、
環境省(当時環境庁)が選定した、
「残したい日本の音風景100選」
にもリストアップされています。
大晦日、
横浜に泊まって、夜は汽笛で新年を迎え、
明けて元日朝は、
鎌倉で神社・お寺へ初詣・・・というプランも、
きっと思い出に残るものとなるはずです。
さらに、
そんな横浜での年越しですが、
なにしろ大きな街ですので、
あちらこちらで、
いわゆる「カウントダウンイベント」が催されます。
賑やかに新年を迎えたい方は、
そちらに参加するのも悪くありません。
イベントのプログラムに、
除夜の汽笛を聴く時間が組み込まれているものも
もちろんありますので、
お気に入りのスポットのウェブサイト等を
ご覧になり、
イベント実施の有無や、内容を
おさえておくのもよろしいでしょう。
ところで、
この横浜の除夜の汽笛ですが、
実はちょっとした謎がひとつ・・・
面白いことに、
1980年代にはすでに行われていたことが
確認できるものの、
それ以前にいつから始まったのかは不明。
記録上、
はっきりしていないのだそうです。
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
鎌倉はいよいよ紅葉の季節。紹介されないこともある「覚園寺」が実は穴場です
2015年11月27日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉はいま、遅い紅葉の季節を迎えています。
なので・・・
インターネットを開くと、
各サイトで、鎌倉の紅葉ガイダンスが花ざかり。
まさに、
このブログの画面を開くちょっと前まで、
そんな記事を閲覧していたところ・・・
そうおっしゃる方も、
もしかするといらっしゃるのかもしれません。
ですが、
そこでひとつご留意を。
「お寺の紅葉ならばここが一番」
「私の鎌倉ベスト3のひとつ」
などと、感動される皆さんも多い
あるお寺が・・・
実は、上記のようなサイトでは、
紹介されていないことがままあります。
そのお寺の名は、「覚園寺」です。
「ああ、なるほど」と、
ご納得の皆さんも多数いらっしゃるはず。
そうなのです。
覚園寺さんは、こと観光に関しては、
ややほかとは違うお寺なのです。
どう違うかというと、
自由気ままな訪問での
勝手な見物がゆるされません。
本堂・薬師堂やその周辺など、
このお寺の魅力が詰まった境内中心部の見学が
可能なのは、
1日5回の決まった時間だけ。(土日祝日は6回)
お寺の方の案内に従い、約50分間、
決められたコースを一緒に歩いて回らなければなりません。
しかもその間、
写真撮影はかたく禁止の旨、言い渡されます。
繰り返します。写真はダメ。
ですので、旅行に行けば、
スマートフォンを片時も手からはなさず、
SNSの画面をひらき、
お友達に、
見たものを逐一ライブで
写真入りで報告しなければ気がすまないという方など、
「この仕打ちにはがっかり・・・」
と、いったところかもしれません。
つまり、
そういう特別なお寺なので、
気楽に紹介することは控えているというサイトも、
もしかすると、
いくつかあるということなのかもしれません。
さて、
そんな覚園寺さんですが、
訪問された方のほとんどが、口を揃えておっしゃるのは、
「行動を縛られ窮屈だった!」
などという感想ではなく、
上記、お寺側による見学案内の
厳しいながらの充実ぶりです。
さらには、
美しい境内の風景や、
貴重な仏像を中心とした数々の文化財のすばらしさです。
写真については、
むしろ撮れないことで、
「景色を眺めるのと説明を聞くのとに集中できた。
かえってよかった!」
そうおっしゃる方が、
大勢いらっしゃるのが事実です。
そしてとりわけ、
例年12月上旬頃におとずれる紅葉の季節、
色づくカエデの枝の下を潜ったあと、
古びた伽藍の周りを縫い、
一面のイチョウの絨毯が、晩秋の木漏れ日を浴びるのを
タイミングよくご覧になれた方などは・・・
まさに感動もひとしお。
感激のあまり冒頭のセリフ、
「お寺の紅葉ならここが一番!」
そんな感想をついつい漏らしてしまうようです。
覚園寺を紹介しているサイトをひとつ、
下記に掲げておきましょう。
こちら→ 鎌倉treep 「覚園寺」
上記ページの中に、
皆さんのツイート(Twitterによる投稿)が
表示される欄がありますので、
訪問された方などによる、紅葉の最新情報が
ここで把握できるかもしれません。
ところで、
以上をお読みになって、
覚園寺さんが随分「おカタい」お寺でありすぎるような
誤解が生じてはいけませんので、
こんなリンク先もご紹介しておきましょう。
覚園寺さんを会場にこれまで何度か開かれている、
なんと、こともあろうに(?)
ワインイベントなのだそう。
東日本大震災の直後、街の賑わいが減った中、
「鎌倉を元気に」
と、企画した飲食店主らの気持ちに、
覚園寺さんが快く応えてくださって以来、
開催が続いているのだそうです。
→ その様子
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