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不思議な雰囲気に包まれた史跡「タチンダイ」。北条氏常盤亭跡を見に行く
2015年04月24日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉には、そこに佇むと、
どこか異空間に足を踏み入れたような感覚に包まれる場所が、
いくつかあります。
たとえば、以前にもご紹介した(記事は→こちら)
「長窪の切通」
不思議なこの道を通り抜けたあと、
「タイムスリップしてきたみたい」
「異次元空間を歩いてきたようだ」
多くの人がそんな感想を漏らします。
「タチンダイ」も、
そうした不思議な雰囲気のただよう場所のひとつです。
位置は鎌倉駅から西へ約1.5キロメートル。
西口を出て、
正面右手に建つスーパーマーケットの
「紀ノ国屋」さんの横をかすめ、
鎌倉市役所を左に見つつ、通り過ぎながら、
さらに、どんどん進みます。
その後、トンネルを二つくぐり、
「長谷大谷戸」の交差点を通過して、
さらに三つ目のトンネルに進入。
(以上、どのトンネルも車が通りますが、広く、
換気はまずまずで、歩行者も多く利用します)
出たあとは、
右手に注意しながら、
200メートルほど歩いてください。
ほどなく、
「国指定史跡 北条氏常盤亭跡」
と、書かれた銀色の解説板が目に入ってくるはずです。
(下段写真)
そこにはこんなことが書かれています。
「北条氏常盤亭跡は、大仏切通の北に接する要所・・・」
「鎌倉時代、七代執権北条政村など北条一族の有力者が
別邸を構えていたことが文献により知られる・・・」
さらに、
添えられている地図にもご注目ください。
見ると、この北条氏常盤亭跡の範囲たるや、
実に広大です。
目の前の解説板の裏手に広がる谷戸や、
連なる斜面一帯が、
まるで城塞のように・・・
かつては屋敷や構造物で埋め尽くされて
いたのであろうことがよくわかります。
さて、「タチンダイ」です。
タチンダイと呼ばれる場所へ向かう入口については、
上記の解説板にたどり着く少し手前で、
いち早く、
それに気づかれる方も多いはずです。
一本の道しるべが、そこに立っています。
「タチンダイ」と、書かれています。
指し示す方向へ、向かってみましょう。
道は、やや登り傾斜のついた細い山道です。
さほどの距離はありません。
進んでいくと、ほどなく、
目の前はパッと明るく開けます。
大きな広場です。
ちなみに、もちろんここは、
先ほどの地図でも判るのですが、
上記、北条氏常盤亭跡の一部です。
一部である以上に、
かつては何か、
とても重要な場所のひとつであったのかも
しれません。
谷戸を平たく造成し、ひな壇状に整え、
左右の崖も削って、
空間を広く、
より大きくしようとした様子が窺えます。
ここを「タチンダイ」といいます。
タチンダイ・・・
もともとは「館の台」と呼ばれていたのでしょう。
文字通り、
館(たて・やかた)をのせる台上の敷地
と、いう意味のはず。
このタチンダイに立つと、
誰もが、あるものに視線を奪われます。
それは、「やぐら」です。
さきほども記したとおり、
いまは明るくひらけた広場となっているこの場所の
もっとも奥の方・・・
山側の崖の下に、
ほかではあまり見ないような奇妙な配置で、
中世の墓であるやぐらが数個、固まって、
穿たれているのです。
ただし、あるものはそれだけです。
ただそれだけなのですが・・・
これが何とも、
不思議な雰囲気を辺りに醸し出しているのです。
言うなれば、
「思わず吸い込まれそう」。
タチンダイをかこむ草の地面も、
左右の崖も、木々も、
すべてがこれらのやぐらに一直線に
収斂していくような景色が、
それを感じさせるのでしょうか、
暗く並べられたそれらの穴に、
何やら、
周りの世界がいまにも吸い込まれていきそうです。
なので、
どんなに明るい昼間でも、
たったひとりぼっちでここを訪れたならば、
「近づくのが何だか怖い・・・」
子どもならずともそんな思いにかられ、
足がすくんでしまう感度の鋭い人も、
中にはいらっしゃるかもしれません。
この入口から登っていきます。
ひらけた空間の奥に、不思議な配置でやぐらが佇んでいます。
(写真:宮 栄多郎)
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
鎌倉は海の町。しらす、タコ、鎌倉海老・・・美味しい地魚も揚がります
2015年04月17日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
前回のこの鎌倉大家日記では、
「鎌倉野菜」の話題を採り上げさせていただきました。
鎌倉野菜、すなわち鎌倉の
「陸(おか)の幸」。
それに対して、
今回は「海の幸」。
鎌倉では美味しい魚介類もたくさんとれ、
市民に愛されている・・・
と、いうお話です。
「でも、鎌倉の海といえば、思い浮かぶのはヨット、
ウィンドサーフィン・・・
漁場のイメージは湧かないな・・・」
などと言わないでください。
鎌倉の西の端の海辺には、
立派な腰越漁港があります。
実は昨年、
腰越漁港では2007年から進められてきた
改修整備が完了、
かつての倍くらいの数の漁船が停泊できるほどの港に
変身しています。
「江の島の浮かぶ景色が目の前」
と、いうこともあって、
新たに、
防波堤上に観光用の展望スペースも設けられました。
さらに、腰越漁港だけではありません。
海水浴場としての印象が深い由比ヶ浜や材木座、
これらの浜辺から、
毎日のように漁に繰り出している船も、
実は何隻もあるのです。
海に面する古都・鎌倉は、
当然ながら、
しっかりと、漁業盛んな町でもあるということです。
そうした鎌倉の漁船が水揚げする
鎌倉の海の幸といえば、
よく知られているのが「しらす」です。
どんぶりに盛ったご飯にたっぷりのしらすをのせた
「しらす丼」といえば、
最近はすっかり、
鎌倉グルメの定番ともなって来つつありますが、
それだけではありません。
鎌倉周辺の海からは、
イワシ、アジ、スズキ、サバ、カマス、カワハギ、
ボラ、イシモチ、メバル、カサゴ、ヒラメ、カレイ、
タコ、ウニ、ナマコ、アオリイカ、
アワビ、トコブシ、サザエ、
鎌倉海老、ワカメ、アカモク(海藻の一種)・・・
これらさまざまな魚介類や海藻が揚がります。
ちなみに、
鎌倉の「地ダコ」は、ほかのところのものに比べて
手足が長いのだとも。
味も上々と言われています。
ところで、上記のうち、
「鎌倉海老って何?」
と、気になった方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
鎌倉海老とは、イセエビのことです。
鎌倉周辺の海では、
あの鎧武者のような姿をしたイセエビもとれるのです。
イセエビ(伊勢海老)の名前については、
伊勢地方でとれたものが上方に出回ったことから、
そう呼ばれるようになったとの説が有力です。
ですが一方、江戸時代、
江戸では、
鎌倉方面の海でとれ、運ばれてくるため、
鎌倉海老とも呼ばれていたのです。
ゆえに、鎌倉では、
漁業関係者を中心に、
イセエビはあえて今でも「鎌倉海老」。
同じ食材に呼び名がいくつもあると混乱のもとではないか、
とのご意見も
もしかすると聞こえてきそうですが・・・
松葉ガニ、越前がに・・・
(同じズワイガニですがさらにほかにも
地域ブランド名があります)
と、いった例があることにも免じて、
どうか許していただけると幸いです。
最後に、
鎌倉の地魚・海の幸はどこで手に入れられるか、
どこで味わえるか・・・
なのですが、
市内の魚屋さん、料理屋さんを訪れるという
選択肢のほか、
情報収集の手だてとして、
参考になると思われるサイトを三つ、
ご紹介いたしましょう。
「鎌倉漁業協同組合」のサイト →こちらです。
同じく、
情報の早い(と思われる)ブログ →こちらです。
「朝市」や「浜売り」といった直売の案内や、
鎌倉の魚を味わえるお店のリストなど、
さまざまな内容が網羅されています。
さらには腰越漁港のブログ →こちらです。
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鎌倉大家日記(金曜日の記事)│コメント(0)
成長を見守りたい、プロが選んだブランドが育ちつつある「鎌倉野菜」
2015年04月10日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
「鎌倉野菜」
と、いう言葉をよく聞くようになりました。
むしろ、
鎌倉以外にお住まいの皆さんから、
よく質問されます。
「鎌倉野菜って、美味しいんですってね。
どこで買えるの?」
きましたね・・・!
その答え、ズバリ、
いますぐにお伝えできます。
ですが、実は・・・
その前にちょっと、お話をさせてください。
鎌倉に長く住んでいる私からしてみると、
「鎌倉野菜」は、
本当はいまひとつ馴染みの薄い言葉なのです。
近ごろになって、
急にちょくちょく、
耳に入るようになったというのが実際の印象。
私だけでなく、
多くの鎌倉市民が、多分同感なのではないでしょうか。
私にとっては、
地元の野菜といえば、「三浦野菜」です。
たとえば三浦半島産の大根といえば、
江戸時代からの歴史をもつとされるブランドです。
(ただし、現在三浦半島で作付されている大根の多くは、
江戸時代にルーツを持ち、大正から昭和後期の頃まで
「三浦大根」と呼ばれていたものとは別種だそう)
ほかによく知られているのが、キャベツ。
さらにカボチャ。
三浦半島は、
こうした野菜の「露地栽培」がとても盛んな地域です。
ちなみに露地栽培とは、
ビニールハウスなどで保護、管理せず、
露天の畑で野菜を育てるやり方のこと。
当然、野菜は、
昼夜の寒暖の差や、雨や風、
日差しに直接晒されることになりますが、
そうした厳しい環境にはそうした環境なりの
恩恵がさまざまにあるはず。
私達が昔から親しんでいる
三浦野菜の味に、
きっと何か、
よい影響を及ぼしているのにちがいありません。
一方、鎌倉野菜です。
鎌倉市内には、
たしかに西部の郊外など、探せば畑が少なくはなく、
それらで採れる野菜が最近、
鎌倉野菜の名を冠されつつあることはわかるのですが、
なぜ、
近年にわかにそれらが
クローズアップされはじめたのでしょうか。
調べてみると、それはどうやら、
「シェフ」
の皆さんのニーズや評価が、
大きく影響したもののようです。
シェフ、つまり料理人です。
ご存知のとおり、
鎌倉やその周りの湘南地域といえば、
お隣の横浜も含め、
大変よく知られたグルメスポットです。
イタリアン、フレンチ、アジアン、中華、和食・・・
名だたる実力店が、軒をつらねています。
そうした店々で働く、
食材に強いこだわりをもった料理人達が、
手近な場所、鎌倉で、
都市化の大波に抗うように地道な生産を続けていた
農家とその畑に、
やがて、
目をつけはじめたようです。
より新鮮で質の高い野菜を求めつつ、
さらには、
「こんな味・サイズになるように改良してくれ」
「日本にはないこんな品種を作ってくれ」
難度の高い多様なニーズを
彼らが積極的に農家の人々に伝えることで、
鎌倉の野菜はどんどん鍛えられ、
挑戦させられたようなのです。
その結果、現在、
一生産者が年間100種、200種を出荷するなど、
「七色の畑から生まれてくる」
と、言われるほどの少量多品種生産が、
鎌倉の野菜の一大特徴に。
そしていま急速に、
全国にもその名を知られるほどのブランドを
築き上げつつあるようです。
さて、そんな鎌倉野菜・・・
見てみたい、味わってみたいと思われる方は、
鎌倉駅からもほど近く、
駅前から若宮大路を200メートルほど
南下したところにある
(鶴岡八幡宮へ向かうのとは反対の方向)
「鎌倉市農協連即売所」を訪問してみてください。
昭和3年から続く、
「生産者即売(直売)」を謳うこの施設、
地元のシェフ達が朝から真剣なまなざしで
仕入れに訪れるという、
「鎌倉野菜の名前の発祥の地」
とも言われる場所。
市民は略して「レンバイ」と呼んでいます。
お正月の数日以外は休みなし。
営業は朝8時頃から。
当然、
時が経つほどに品数、種類は減りますので、
訪れるのは早い時間がオススメです。
ご参考:
「オートクチュール・アルタモーダの野菜づくり
Potager du Kamakura(鎌倉-野菜園)」さんのサイト
鎌倉市「鎌倉の農産物について」 →こちら
鎌倉市農協連即売所。
この風景を見れば、ああ、あそこか、と気付かれる方も多いはず。
(写真:宮 栄多郎)
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方や超有名。方や知る人ぞ知る。鎌倉の二大ツツジ寺・安養院と仏行寺
2015年04月03日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
いよいよ4月になりました。
4月といえば、
私達オーナーズ・スタイル主催の
「春の賃貸経営+相続対策フェスタ」。
(ご案内ページは→こちらです)
そして桜。
その桜の季節が終わったあと、
街角や公園などを華やかに彩ってくれる花といえば、
代表的なのがツツジでしょう。
ツツジの咲く頃といえば、
寒風が肌を刺すことはほとんど無くなり、
重たい上着もすでに不要。
日も適度に長く、
梅雨もまだ遠いため晴れる日も多く、
秋のひと頃と並んで、
これほど散策に適した時期もありません。
鎌倉には、
ツツジの二大名所とされるお寺があります。
そのうちのひとつは、
街の中心部にも近い大町の安養院。
とても有名です。
ちなみに「安養院」の名は、
北条政子の法名からとられたもの。
政子が、
夫・源頼朝の冥福を祈るために建立した
長楽寺というお寺が、
のちに安養院と名を変え、
焼失、移転、震災・・・
紆余曲折ありつつ、
いまあるこの伽藍へ続いているとされています。
シーズンを迎えると、
特に門前など、
紫色のツツジの花が、
まるで低い雲となって周りから押し寄せてきたかのよう。
近ごろは、
政子と頼朝の縁にあやかって、
ここを恋愛成就・えんむすびのパワースポットと見立て、
お参りに来る人も多いそうです。
続いてもう一箇所は、
鎌倉の隠れ里、笛田(ふえだ)にある仏行寺です。
仏行寺は、
その境内の裏手を急峻な崖でぐるりと
取り囲まれているのが印象的なお寺なのですが、
それら傾斜地一帯が、
こちらもシーズンになると、
満面あふれるようなツツジに彩られるのです。
しかも楽しいのは、
咲きほこる花の間を縫いながら、
崖の頂へと登っていける、
比較的歩きやすい散策路も整備されているところ。
すばらしい景色を楽しめます。
そして、
やがて道を登りつめると・・・
そこには不思議なものが。
丸い古墳のようにも見える緑の土饅頭が、
こちらもツツジに囲まれながら佇んでいます。
この土饅頭、
人呼んで「源太塚」といいます。
その由来は、
梶原源太景季(かげすえ)という人物の名前。
あの源義経との確執で有名な
梶原景時の息子です。
源太塚には、
政争に破れて父親ともども鎌倉を去ったのち、
非業の死をとげた(正治2年・1200年)
彼の腕が、
埋められているとも伝えられています。
なお、
仏行寺は、知る人ぞ知るお寺だけに、
どのガイドブックにも必ず載っていて、
しかも街中のわかりやすいところにある安養院に比べると、
行くのがちょっと面倒です。
以前、仏行寺をご紹介した
この鎌倉大家日記の記事に、
湘南モノレールを利用してのルートを
記していますので、
ぜひご覧になってみてください。→ こちらです。
仏行寺境内。ツツジのシーズンの終わり頃の写真です。
最盛期はもっと華やかです。
(写真:宮 栄多郎)
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ここは草生い茂る荒れ寺?実は巨匠のアトリエだったこともある「啓運寺」
2015年03月27日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
あまり観光客の姿を見ない、
鎌倉の隠れた古刹やお社(やしろ)を
これまでにもたびたび紹介しているこの「鎌倉大家日記」。
今回は、
前回ご紹介した妙長寺からほど近く、
(前回の記事は→こちら)
日蓮宗の啓運寺を訪れてみます。
ところで、この啓運寺、
実に見つけにくいお寺です。
ほかにも鎌倉には、
そばまで近づいても容易に発見できなかったり、
つい見過ごしてしまいやすかったりする
隠れ寺(?)が、いくつかありますが、
(たとえば、教恩寺、別願寺)
啓運寺も、まさにそのひとつです。
場所は、
市街にある「水道路」という交差点の
約50メートル南。
バス通り沿いの西側。
鎌倉駅から向かう場合は、
若宮大路を南下~「下馬」交差点を左折~
「大町四ツ角」交差点を右折~
横須賀線の線路を横断~
上記の「水道路」交差点を直進・・・
合計距離約1.3Km
と、いった経路となりますが、
前回ご紹介の妙長寺からとなれば、
向かうのは簡単。
妙長寺の山門を背に、
右に40メートルほど進んだ左手・・・
細い路地の奥に、
二本の門柱と小さな瓦屋根の本堂が、
ちらり・・・と、見えているはずです。
早速、
この路地へ進入してみましょう。
すると左手、不意に現れるのは、
日蓮宗寺院ならではの題目碑です。
この石碑には、
下部に大きく「啓運寺」と寺号が刻まれていますので、
表の道路から、
もう少しこれが見えやすくなっていると、
啓運寺は、
いまよりもかなり発見がされやすいはず。
ですが、
手前に立つ地域の掲示板が視界を遮り、
偶然、そうなっていないところも・・・
このお寺をさらなる隠れ寺の位置にいざなう、
要因のひとつとなっているようです。
さて、
境内に足を踏み入れます。
ここで驚いてください。
「これは、廃寺では・・・!」
そう思われてしまう方も多いようです。
無理もありません。
建物は見るからにかなりのくたびれ方。
それ以上に目につくのは、
ぼうぼうと草の繁る、
いかにも手入れも、掃除もされていない庭。
一体どういった事情によるものなのでしょう。
その不可解な様子に、
訝しがる声もインターネット上には見られますが、
逆に、
「狐狸でも巣食っていそう」
と、いった感じで、
ミステリアスな風情(?)があるといえばあるのが、
この啓運寺の小さな境内です。
開山は、
室町から戦国時代にかけて活躍した僧、
日澄と伝えられています。
文明15年(1483)の創建。
日澄は、
一般にはほとんど有名ではありませんが、
日蓮の伝記絵巻である
「日蓮聖人註画讃」の制作にかかわったり、
いまは苔の石段で有名な鎌倉の妙法寺で、
著作である法華経の研究書、
「法華啓運鈔」を清書、講談したりしたことで、
日蓮宗に詳しい人には、
博学、熱心な学僧として、その名をよく知られている
人物です。
ちなみに、
そんな「学び」の縁が偶然時をこえて
作用したものか・・・
啓運寺は、
明治の学制が始まると、その後少しの間、
小学校の校舎として使われたことがあるそうです。
そして、さらには、
この啓運寺のいまはくたびれた小さな本堂、
実は一時期、
ある有名な画家のアトリエだったことも。
その画家とは、
近代日本洋画の巨匠、黒田清輝。
黒田は、
大正4年に設立された、鎌倉で最も古い市民団体であり、
いまも連綿と続く
「鎌倉同人会」の発起人のひとりとなって、
街づくりにも力を注ぐなど、
鎌倉とはとても関係の深い、芸術家のひとりです。
啓運寺境内
(写真:宮 栄多郎)
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