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潮騒の寺「正覚寺」と古城・住吉城を偲ぶ「住吉神社」の小さなやしろ その1
2015年01月09日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉はご存知のとおり、海に面した町です。
そのため、境内などから海の見えるお寺が、
いくつか点在しています。
代表的なのが、
極楽寺坂切通しの途中に建つ「成就院」でしょうか。
さらには、
長谷の「長谷寺」からも海が見えます。
大町の「妙法寺」。腰越の「満福寺」。
材木座に大伽藍をひろげる「光明寺」の裏山、
天照山からの景観も、
鎌倉を象徴する風景のひとつとして、
たびたび写真に切り取られます。
そこで、
今回はもう一軒、
鎌倉の知られざる「海が美しいお寺」を
ご紹介したいと思います。
そのお寺の名前は「正覚寺」。
海が見えるだけでなく、
渚が境内のかなり近くにまで迫っているため、
さざめく潮騒に、
たびたび包まれながらの散策となることも、
魅力のひとつといえるお寺です。
ただし、この正覚寺、
実は、鎌倉市内のお寺ではありません。
その建つ位置は、
お隣り逗子市の小坪地区。
鎌倉市との境から約40メートルほどの惜しい(?)場所から、
境内の中心へとのぼる石段が伸びています。
行き方です。
まず目指すのは、光明寺です。
さきほども触れた、
材木座の大伽藍にして、浄土宗の大本山。
鎌倉の中心部からはやや距離がありますので、
ここまでは、
駅前からバスでたどり着くのがよいでしょう。
光明寺停留所でバスを降りたら、
左手にたたずむ光明寺の総門を横目に、
そのまま、
バスの進行方向へ向けて、歩を進めます。
周囲はサーフショップもいくつか建ち並ぶ、
潮の香りただよう海沿いの界隈。
やがて、200メートルほど歩くと、
道は二股に分かれますので、
ここでは右を選んでください。
するとほどなく、またも分かれ道にさしかかります。
左はいきなりのトンネルの入口。
一方、右側は、
険しい崖の下の住宅地へと進んでいく細い通路となっています。
トンネルには入りません。
右に進んでください。
そのまましばらく行くと、右手路傍に、
「鎌倉十井」のひとつ、「六角ノ井」が現れます。
鎌倉十井(かまくらじっせい)については、
少し前に、
この鎌倉大家日記でもご紹介しました。
覚えていらっしゃるでしょうか。
その「十井」のうち、六角ノ井は、
現在見ることが可能な八つの遺構のひとつ。
→こちら の記事を
よろしければ、ぜひご覧になってみてください。
さて、ここまでくれば目的地はもうすぐそば。
この六角ノ井を通り過ぎたところで、
今度は道路を左折します。
すると、
間もなく、前方に小さな駐車場が現れます。
その前に立ち、左をご注目。
そこから崖上に伸びていく細い石段こそが、
正覚寺への入口です。
早速、これをのぼってみましょう。
のぼり終えると、左手には庫裡が現れ、
さらにその向こうには小さな本堂が佇みます。
次いで本堂を過ぎると、せまい通路は墓地の中へ。
浜辺の岩を洗う波の音が繰り返しひびく中、
すでに背後は、青々とした相模湾を望む、
見事な海景色となっています。
なかなかのパノラマです。
稲村ヶ崎が見え、江の島が望めます。
さらに条件がよければ、
それらのはるか向こう、雄大にそびえる富士山の姿を
眺めることもできるでしょう。
正覚寺は、浄土宗の第三祖、
光明寺の開山・然阿良忠(ねんありょうちゅう)上人を
荼毘に付した場所に建つと伝えられているお寺です。
また、正覚寺がいまある辺りは、
良忠上人が鎌倉入りし、
光明寺を開く以前、
最初の布教の拠点とした場所でもある様子。
上人が鎌倉へやってきたのは、一説には仁治元年。
西暦でいえば、
1240年のこととも伝えられています。
ちなみに、浄土宗といえば、
西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来の救いを信じる教えです。
そこで、
西方・・・といえば、
まさに、この正覚寺のある崖の上こそが、
いにしえの都・鎌倉の市中にあっては、
夕日に染まる「西方」を拝するための
一番の一等地といえるであろう場所となっています。
さて、来週は、
この正覚寺の境内を引き返し、石段を下りていく・・・
とは、なりません。
逆に、さらに高みへと歩を進めます。
住吉神社の小さな社が、ひっそりと、
そこに佇んでいます。
正覚寺の小さな本堂。
相模湾の潮騒に包まれながら、静かに佇んでいます。
(写真:宮 栄多郎)
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来週には鎌倉の夜空にひびく除夜の鐘。来年も良い年になりますように!
2014年12月26日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
いよいよ今年も終わりが近づいています。
皆さんにとって、
2014年はどんな一年だったでしょうか。
明けて2015年は、
どんな年になることでしょうか。
消費税の増税こそ見送られることとなりましたが、
首都圏の多くのオーナーさんにとっては、
気苦労や心配もますますつのる、
「相続税の大幅増」が、いよいよ始まる、その一年目です。
ちなみに、
先般10月に開催させていただいた、
オーナーズ・スタイル主催 「秋の賃貸経営+相続対策フェスタ」
において、
ご来場の皆さんが、いま抱えている課題として、
「リフォーム・リノベーション」「空室対策」に続き、
三番目に多かったのが、
「相続対策」でした。
加えて、
数多く用意させていただいたセミナーのうち、
「相続」をテーマとしたものについては、
平均して、
「管理・募集」「建てる」「投資」等、
他のテーマよりもご聴講された方の数が多く、
テーマ別では1番の動員数、との結果ともなっています。
「相続」をご家族のタブーとはせず、
この年末年始など、積極的にお話し合いをされることを
ぜひ、おすすめしたいと思います。
さて、話は変わり、
この鎌倉大家日記では、先月、
「今年もまもなく大詰め。
年末年始を鎌倉で過ごされるのもおすすめです」
と、題して、
鎌倉を代表する古刹・円覚寺での除夜の鐘、
年末年始行事のお話などを
採り上げさせていただいたところです。(記事は→こちらです)
その円覚寺だけでなく、
鎌倉には大晦日の夜に除夜の鐘を突かせてもらえるお寺が
たくさんありますが、
それらの情報がほぼ網羅された(と思います)サイトが、
今年も例年同様オープンしていますので、
ご案内いたしましょう。
昨年もご紹介した、
「るるぶ.com」さんによる、
「全国年末年始おでかけスポット 2015」
→こちら です。
1ページ目の「龍寶寺」から、
2ページ目の「龍口寺」まで。
17のお寺が紹介されています。
ぜひ、ご参考とされてください。
(最後の龍口寺は藤沢市内に位置しますが、
ざっと、鎌倉のお寺のひとつといってよいでしょう)
なお、同ページをご覧になる際のご注意ですが、
ご訪問を希望されるお寺がある場合、
そのお寺の名前部分を必ずクリック、
次に出てくる画面のご確認を。
受付時間や、整理券制となっている場合はその旨など、
大切な注意書きがそこに書かれています。
まだ夕方ですが、空は真っ暗。
静かに年の終わりを見送ろうとしている鎌倉駅です。
(写真:宮 栄多郎)
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■ お知らせ ■
いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
弊社年末年始休暇などに合わせ、
当ブログは来たる12月29日(月)、30日(火)、
1月2日(金)の
公開予定日をお休みとさせていただきます。
どうぞよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願い申し上げます。
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鎌倉のランドマーク、段葛(だんかずら)は再来年まで工事中!
2014年12月19日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉の「平たく」「長い」ランドマーク、
鶴岡八幡宮への参道である「段葛(だんかずら)」が、
先月から工事に入っています。
「2016年3月まで、通行できなくなる」
とのこと。
その間、ひび割れの進んだ石積みの補強や、
老化した桜の植え替えなどが行われるのだそうで、
どうやら、
ねらうところは再来年の桜の開花・・・?
そこに合わせての
華やかで、賑やかな通行再開ということになりそうです。
段葛と、それを擁する若宮大路は、
鎌倉にとっては、
数少ない、鎌倉幕府創設当初からの遺構のひとつとされています。
吾妻鏡に有名なくだりがあります。
漢文のまま記してみましょう。
「・・・而依御臺所御懷孕御祈、故被始此儀也武衛手自、
令沙汰之給仍北条殿已下、各被運土石 云云」
途中に出てくる「武衛」とは、源頼朝のこと。
同じく「北条殿」とは、北条時政のことです。
「北条殿已下、各土石ヲ運バル」
=「北条時政さん以下、おのおのが土や石を運びました」
と、いうことで、
頼朝の陣頭指揮をうけ、
なんと、鎌倉方一番の「高官」である北条時政以下、
皆で土まみれとなって、
段葛(いまの段葛の原型であろう構造物)が造られ、
若宮大路が整備されたと見られています。
時に寿永元年。1182年のこと。
上記に「御臺所御懷孕(みだいどころごかいよう)」と
あるとおり、
頼朝の妻、政子の安産を祈願してのことだったとも
伝えられていますが、
もちろん、これらの造成は、
武士の都・鎌倉の都市計画における、
重要な基軸となる事業でもあったことでしょう。
出来上がった段葛は、
「神」が通る神聖な道として、
その後は幕府将軍か、執権でなければ、
人間は通ることがゆるされない道になったとされています。
さて、
その段葛ですが・・・
由比ヶ浜方面から、鶴岡八幡宮へと、
だんだんと近づいていくほどに、
道幅が狭くなっていくことが知られています。
なぜそうなっているのかについては、
鶴岡八幡宮をより遠く、尊く見せるためではないかとの説が、
よく語られるなどするところですが、
この特別な仕掛けを
じっくりと体感できる機会といえば、
おすすめなのが、
たとえば早朝の、誰もいない段葛を
一人で歩き通してみることです。
再来年の春の再開通以降、機会があれば、
ぜひ、試してみてください。
(もちろんひとりきりで歩き通せるかどうかは、
その日の運にもよりますが)
歩くほどに、進むほどに、
少しづつ、ゆっくりと、
視界の両側から迫ってくる参道左右の置石・・・
たしかに最初は遠くに見えていながら、
意外にグングンと、
「早巻き」に目の前へ近づいてくる、終点あたりの風景・・・
まるで、その先の神域へと
自然に身体が引き込まれていくようで、
「なるほど、上手くできているなあ!」
思わず感心すること請け合いです。
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江ノ電の陰に隠れていますが・・・鎌倉の「湘南モノレール」も魅力的です
2014年12月12日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉の名物のひとつ、江ノ電(江ノ島電鉄)。
せまい住宅街の中を通り抜けていくその珍しい沿線風景や、
美しい車窓からの海景色、
雰囲気あふれる車両など、人気はまさに全国区です。
たくさんの人が、
お寺や神社を巡るのとともに、「江ノ電に乗るため」に、
鎌倉を訪れるなどします。
一方、その江ノ電の陰にひっそりと隠れるように、
全国の人々にはあまり知られず、
黙々と市民の足となり、働いている「鉄道」が、
鎌倉には存在します。
「湘南モノレール」です。
JR大船駅に隣接する「大船駅」から、
江の島の付け根あたりにある「湘南江の島駅」まで、
全8駅。
約6.6キロの道のりを結んでいます。
沿線は、
多くの観光スポットで賑わう鎌倉旧市街から見ると、
いわば、裏庭。
主に住宅地を走り抜けるため、
観光で鎌倉を訪れる皆さんにとって、
あまり利用する機会はないものと思われますが、
実は、この湘南モノレール、
全国的にも大変珍しい、変わった構造をもった乗り物です。
まずは、乗ると、
ほどなく気付かれることでしょう。
否、その前に、
湘南モノレールの車両が駅にたたずむその姿をご覧になれば、
多くの人が、
すぐにその特徴に気がつく筈です。
モノレールはモノレールでも、
湘南モノレールは、
東京の浜松町と羽田空港とを結んでいる
「東京モノレール」などとは、
ちょっと様子が違います。
東京モノレールは、
車両が軌道をがっちりと跨いで挟み込む、
「跨座式」ですが、
湘南モノレールの場合、
車両が、ぶらり・・・と、軌道にぶらさがっているのです。
これを「懸垂式」といいます。
ごく短距離のものを除いて、
路線に多くの駅を持ち、
しっかりと鉄道らしいかたちをもって運営されているのは、
懸垂式のモノレールでは、
湘南モノレールのほかは、国内では千葉都市モノレールが
あるのみです。
ちなみに、
湘南モノレールは、懸垂式のうち、
フランスで開発された「サフェージュ式」と呼ばれる方式を
採用しています。
ほかに日本では、
やはり千葉都市モノレールのみが、
このサフェージュ式を採用しています。
すなわち、国内に二ヶ所のみ。
ぜひ一度、
この珍しい湘南モノレールに乗ってみてください。
走り出すと、さっそく感じられるのは、
「なるほど、宙にぶらさがっているな・・・」
と、たしかにそんな感じがしてくる、
どこか奇妙な揺れ。
大船駅から、湘南江の島駅まで、
約14分間の不思議な「空中散歩」が楽しめます。
条件が良ければ、
大船駅を出てまもなく、
進行方向右手には富士山の姿も望めることでしょう。
湘南深沢駅を過ぎてから始まる、
土地の起伏の中を車両がぐんぐんと突き進んでいくあたりも、
なかなかダイナミックです。
湘南モノレールのウェブサイトは →こちらです。
沿線の施設・店舗での割引特典もついた
1日フリーキップ →こちら もあります。
湘南モノレール。
富士見町駅を湘南江の島駅方面へ向けて出発する姿です。
(写真:宮 栄多郎)
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切り崩し?保存? これも鎌倉らしい風景のひとつ・人道トンネル
2014年12月05日こんにちは。
大家さんのための賃貸経営マガジン「オーナーズ・スタイル」
編集長の上田です。
金曜日は「鎌倉大家日記」です。
鎌倉の隠れた名物(?)のひとつに、
「トンネル」があります。
多くの車が通る車道が、山裾を貫いている、
よくあるトンネルではありません。
細くて狭い、主に人が歩いて通る、
小さな「人道トンネル」です。
中には、若干の幅や高さがあるため、
車もたまに通り抜けていくものもありますが、
多くは、
付近に暮らす住人の皆さんの生活道路、または抜け道、
あるいは、
いまは役目を終えて閉鎖された元通路、などとなっています。
そのうち、
多分、最も有名なのが、
少し前まで鎌倉の象徴的な風景のひとつとして、
よく写真や映像に採り上げられていた、
「釈迦堂口」のトンネルでしょう。
いまは崖崩れの危険があるため、
残念ながら、通行止めとなっています。
さて、そんな鎌倉の小さなトンネルのひとつ、
北鎌倉駅下り線プラットホームの外側、
山沿いの市道にあるトンネルで、
いま、ちょっとした論議が持ち上がっています。
横須賀線の車窓からも見えるので、
その存在をご存知の方も多いのではないでしょうか。
岩を素掘りした、狭くて小さなこのトンネルに、
近年、少しづつ、
ひび割れや壁面の剥落が発生、
やがては全体が崩落するおそれもあるとして、
市が、切り崩しの方針を示しているのです。
ですが、
これに対し、一部の人達から、
「無くすには惜しい景観だ」と、反対の声が挙がっています。
気持ちはとてもよく分かります。
トンネル自体は、聞くところによれば、
80年ほど前に掘られた、
鎌倉の長い歴史の上では、
実はそれほど古いものではないそうなのですが、
それでも、
見ると、いかにもトンネルの町(?)鎌倉らしい風景。
これが無くなると、
たしかに、
鎌倉から重要な景観がひとつ消えてしまったようで、
寂しく感じられることにはなるでしょう。
とはいえ、
駅のそばということで、日夜、通行する人の数も多いこのトンネル、
付近の高校や小学校に通う生徒・児童の通学路でもあり、
「崩れる危険がある」
と、いうことであれば、
やはり、安全のための最善の処置が必要であるのかもしれません。
ちなみに、このトンネルについては、
以前も、この鎌倉大家日記で紹介したことがあります。
写真も載せてありますので、
よろしければ、どうぞご覧下さい。
下記リンク先の、2枚の写真のうちの一枚目、
上の方に出てくるものがそれです。
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